物事の状態には「これ以上の状態は無理だ」と言われるような状態にまでなってしまうことが起こります。
そのような時に「極限」「限界」「限度」と言ったような言葉が思い起こされます。
そこでこの記事では、「極限」と「限界」と「限度」の違いを分かりやすく説明していきます。
「極限」とは?
「きょくげん」という読み方をする「極限」は「ギリギリの状態」という意味を持っています。
この他にも数学の観点で「一定の法則に基づいて変化する変数がある値に限りなく近づく時の値のこと」を意味する場合もあります。
言い換えると「物事の成り行きがギリギリのところの状態になっていたり、最も最たる状態にある」という解釈ができます。
ある物事が存在して状況のレベルがこれ以上上回ることがないということです。
「極限」の例文
「極限」の例文は以下のようなものが挙げられます。
・『極限状態に陥る』
・『体力の極限まで戦った』
「限界」とは?
「限界」は「げんかい」という読み方になります。
意味は「あるレベルを越えることができないギリギリの限りや境、あるいは仕切り」ということを指しています。
また、「ここから先が見えないようなギリギリの境のこと」という理解もできる言葉です。
「限界」の例文
・『限界を越えたパワー』
・『限界点に達する』
「限界」の例文を見ると、一定レベルを越えたことを意味するような使われ方をしていることが分かります。
「限度」とは
「げんど」という読み方になる「限度」は、「それ以上は越えることができない境」ということを意味しています。
または、「これ以上のことは想定できない、またはあり得ないと思われる限られた程度や範囲」として解釈することもできる言葉です。
「限度」の例文
「限度」のことを例文を見ると、以下のような内容として使われています。
・『我慢するにも限度がある』
・『限度額は50万円』
「極限」と「限界」と「限度」との違い
ここで「極限」と「限界」と「限度」との違いを整理してみましょう。
「極限」は、「物事のギリギリの限度の極め」や「一番の果て」という意味を持ち、「その状況のレベルがこれ以上ない」ということになります。
別の言葉で表現するなら「一歩手前」というニュアンスになるかもしれません。
「限界」は「ここから先はないギリギリのライン」となり、「限度」は「これ以上はないと限られているレベルや範囲」と言えるでしょう。
「限界」の場合、「限」という文字には「かぎり」という意味合いがあり「界」は「境」や「区切り」などの意味があるために境界線を表しているのです。
このことからも「限界」は「最終ライン」という解釈が成り立つわけです。
「限度」の場合は「度」に「ものさし」「目盛り」などの意味があるため「範囲」「程度」という「量」の意味合いを帯びて、「これ以上はないと限られている程度や範囲」という意味に繋がっていきます。
まとめ
ここまで「極限」「限界」「限度意味や違いを説明してきました。
3つの言葉はかなり近い意味合いがあるので、正確な解釈を理解することが必要です。