「ネックレス」と「ペンダント」と「チョーカー」のどれも、首に掛けるアクセサリーです。
意味は似ていますが、この三つには違いがあります。
この記事では、「ネックレス」と「ペンダント」と「チョーカー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ネックレス」とは?
「ネックレス」は、「首」“neck”と「紐」“lace”が合わさった言葉で、首に飾るアクセサリーを意味します。
紐に小さいビーズを通したり、金属のチェーンが連なったものを「ネックレス」と呼んでいます。
ペンダントトップと言って、胸の位置に重さのある飾りが付くのですが、これがない、または小さいのが「ネックレス」で、チェーンだけでも「ネックレス」です。
「ネックレス」の例文
・『プレゼントに王冠のモチーフの付いたネックレスを渡した』
恋人へのプレゼントにネックレスはよく渡されています。
・『私は金属アレルギーなので、チェーンタイプのネックレスは付けられません』
金属アレルギーの方は、ペンダントトップが金属ではない、紐タイプのペンダントが付けられるでしょう。
「ペンダント」とは?
「ペンダント」は、「吊るす」という意味の“pend”から来ているとされています。
「ペンダント」はネックレスの一部です。
ネックレスの中で、大きなペンダントトップが付いているのが「ペンダント」に分類されます。
ペンダントトップは重さがあるので、首に下げるとチェーンの部分がVの字になります。
「ペンダント」の例文
・『ペンダントトップに雪の結晶を象ったモチーフが付いている』
ペンダントのトップは、ネックレスのトップよりも大きい印象があります。
・『このお店には、色々な天然石を使ったペンダントが並んでいる』
天然石のお店は、カラフルな石が数多く置いてあり、眺めると面白いです。
「チョーカー」とは
「チョーカー」は、“choke”という英単語から来ています。
こちらも首に飾るアクセサリーという意味では、他の二つと変わらないのですが、“choke”には「締め上げる」という意味があり、首が締まるくらいぴったりとした短い長さの紐で作られているのが特徴です。
首の付け根周りを一周する位の短い長さです。
「チョーカー」の例文
・『チョーカーは、その姿が首輪に似ている』
首にぴったりフィットして、紐が黒いことが多いので、首輪に見えると言う人もいるようです。
・『ゴスロリファッションでチョーカーをよく見る』
ゴシックロリータの服装で、チョーカーをしている姿が多いようです。
「ネックレス」と「ペンダント」と「チョーカー」の違い
ペンダントトップがない、または小さいものが付いていると「ネックレス」です。
「ペンダント」は「ネックレス」の一部で、大きなペンダントトップがあるものです。
「チョーカー」は、首周りにぴったりとフィットするアクセサリーで、「ネックレス」や「ペンダント」のようにチェーン部分が長くありません。
以上がこれらの三語の違いとなります。
まとめ
「ネックレス」と「ペンダント」と「チョーカー」、これらの三語は、とても似ていますが、微妙に意味の違いがあるので、会話の際等で使い分けができるようになれば良いでしょう。