「合宿」と「遠征」の違いとは?使い方や例文も徹底的に解釈

「合宿」と「遠征」の違い生活・教育

この記事では、「合宿」「 遠征」の違いや使い方を分かりやすく説明していきます。

「合宿」と「 遠征」の違い

部活動などでよく用いられる「合宿」「 遠征」

一見、同じように見えますが、この両者には明確な違いがあります。

最も大きな違いは、宿泊を必ず伴うのか、伴わないのかという点です。

「合宿」の場合は、チームの強化などを目的とし、複数人が同じ宿舎で共同生活を行うことを指し、「遠征」の場合は、チームの強化などを目的とし、遠くまで出かけていくこととなります。

同じチームの強化などを目的としているものの、一緒に過ごす時間も含めている場合は「合宿」

遠くまで出かけることを目的としている場合は「遠征」となります。


「合宿」と「 遠征」の使い方の違い

「合宿」の場合は、共同生活を行うといった宿泊を伴う場合に使用し、「遠征」の場合は、遠くに出かける際に使用する違いがあります。

そのため、同じ遠くに出かける部活動などの活動でも、宿泊を伴う場合は「合宿のお知らせ」

遠くまで出かけ練習試合や練習を行う場合は「遠征の知らせ」といったような使い分けが必要です。


「合宿」と「 遠征」の英語表記の違い

「合宿」の英語表記は、 lodging togetherです。

合宿するは、lodge [board] together、〈練習所に〉 stay together in a camp 《for training》.

合宿所は、a training camp. となります。

「遠征」の英語表記は、expeditionです。

運動選手が遠征する場合は、〈運動選手が〉 go on a tour 《to [of] the U. S. A. 》; tour 《Britain》; visit.

遠征試合は、an away match [game]、遠征チームは、〈運動選手の〉 a visiting [an away] team.

「合宿」の意味

「合宿」は、部活や会社単位などで、チームの強化や研修などを目的とし、複数人が同じ宿舎で共同生活を送ることを意味します。

「合宿」の意味としては、同じ目的を持った人たちが同じ宿舎や同じ場所に寝泊まりすることとなります。

「合宿」の使い方

「合宿」の使い方としては、部活や会社単位などで大勢の人が一緒に共同生活を送る際に使用するものとなります。

「チームの強化合宿」「ゼミ合宿」「合宿免許」「合宿旅行」などといった使い方があります。

「合宿」を使った例文

・『夏休みを利用し、運転免許は合宿免許で効率よく取得するつもりです』
・『この夏は、チーム強化のために一週間の強化合宿を行う予定です』
・『ゼミ合宿に参加しなければ、ゼミの単位を取ることができない』
・『次の大会では、今回の合宿の成果を出すことができればと思う』
・『合宿は楽しみでもあるが、どれだけ大変か心配でもある』

「合宿」の類語

「合宿」の類語において、お客に設備や食事を提供する場所の類語には、寄宿舎、下宿、下宿屋、合宿所があります。

「合宿」の対義語

「合宿」の対義語は、団の人たちが分かれて宿泊する意味を持つ、分宿となります。

「遠征」の意味

「遠征」には、2つの意味があります。

1つ目は、何か目的を持ち、遠くまで出かけることとなります。

この場合、チーム強化や研修、研究、調査、探検などを目的とします。

2つ目は、遠方にいる敵を討つために出かける意味となります。

遠方にいる敵を討つために兵を敵地まで送る際にも、「遠征」が用いられます。

この場合、中国からきた言葉で大陸ならではの使い方となります。

「遠征」の使い方

同じ「遠征」という言葉でも2つも意味を持つため、それぞれ異なった使い方があります。

なにか、目的のために遠くまで出かける際の使い方としては、「部活の遠征」「アメリカ遠征」「日本チームの遠征先」などとなります。

一方、遠方の敵を討つために行く「遠征」の場合、「十字軍の大遠征」などといった使い方を行います。

「遠征」を使った例文

・『日本チームが練習試合を行うため、アメリカ遠征を行った』
・『今度の遠征先で戦うチームは強いチームらしい』
・『子供の県外遠征の費用負担は非常に大きい』
・『日本の探検隊がヒマラヤ遠征に出発した』
・『少年野球の遠征には親の送迎は欠かせない』

「遠征」の類語

「遠征」でも、外国における特定の目的を達成するための軍事行動に対しては、軍事遠征、征戦、遠征、出征、出陣、出撃、出軍、出兵、出馬が類語となります。

遠くに出かける意味の類語としては、遠出、遠足となります。

「遠征」の対義語

「遠征」の明確な対義語はありません。

まとめ

以上が、「合宿」「 遠征」の違いとなります。

同じチーム強化や研修、研究といった目的となる「合宿」「 遠征」ですが、その際の行動に大きな違いがあります。

「合宿」の目的は、宿舎などで一緒に仲間と過ごすこと。

そして、「遠征」の目的は、遠くまで出かけることとなります。

その違いを踏まえ使い分けることで正しく、「合宿」「 遠征」を使い分けることが可能となります。