この記事では、「お知らせ」と「報道」と「ニュース 」の違いを分かりやすく説明していきます。
「お知らせ」とは?
人に知らせること、通知や案内、連絡などを丁寧にした言葉を指し、インターネット上でのお知らせでは重要性を最も重視しているケースが多く、速報性はついで重視されます。
携帯電話の企業のお知らせで例えると、「工事のお知らせ」、「通信状況のお知らせ」、「重要なお知らせ」などでカテゴリー分けされており、見やすさ・伝えやすさを重視しています。
省庁など公的機関が公に発表する記事では「ニュース」「発表」などではなく、相手が国民という立場であるということもあり、「お知らせ」と丁寧な言葉づかいになります。
相手との関係性で区別して使われる言葉でもあり、発表する側からの情報であり、発表を受け取る相手が相手が目上、客などであればお知らせを使うことが多いです。
「報道」とは?
告げて知らせることで、新聞、テレビ、ラジオやインターネットなどを通じて社会の出来事を伝えるを指します。
文章、動画/放送など媒体を問わず報道が存在し、報道を行う組織を報道機関と呼びます。
速報性は重視されなくはないですが長期間に渡る取材・調査の結果や過去の事件を振り返る形で報道することもあります。
テレビ番組やラジオ番組のニュースは番組名に含まれない限りは直接「報道」とは呼びませんが、一部報道など、報道されたことを伝える場合「報道」といいます。
偏った報道を偏向報道、取材によって得られた情報を報道することを調査報道と言うなど、報道そのものの質や内容を指す言葉もあります。
「ニュース」とは?
一般に知られていない新しい出来事や珍しい出来事の報道や知らせという定義はあり、速報性が含まれるものがニュースで、お知らせや発表の代わりに使う場合もあります。
また、テレビやラジオの報道番組を番組タイトルなど問わずにニュースと呼ぶこともあります。
報道の要素がニュースに含まれていることから速報性を絶対としない内容のものであってもニュースで取り扱うこともあります。
また、会話で新たに起きた出来事を伝える際にもニュースといいます。
「お知らせ」と「報道」と「ニュース 」の違い
「お知らせ」はニュースや報道と異なり、発信元が伝えたいときに使える言葉で、重要性を重視して次いで速報性を大事にしています。
報道は社会の出来事を伝えるもので、発信元は事件を起こした側ではなく、取材した側となります。
ニュースは新しい出来事や珍しい出来事を伝えるという定義はありますが、発信のスタイルは歩道と同じで、言葉の実用例としては報道と混ざり合っている部分があります。
この中では速報性を最も重視していると言えるでしょう。
速報性のある報道番組を指してニュースとも言います。
まとめ
「お知らせ」と「報道」と「ニュース 」はお知らせが発信元が新しい出来事を起こした際に発信できるもので敬語の要素があり、報道とニュースは意味合いがかなり混ざり合いつつある言葉で、速報性を持たないのが報道、ニュースは速報性があるものと分けることが出来ます。
多くのニュース番組は社会問題を報道する要素がかなり強いと言えるでしょう。
一般に知られない地域の祭りなどを伝えることもニュースではあります。