この記事では、「連日」と「毎日」の違いを分かりやすく説明していきます。
「連日」とは?
連日は、れんじつという読み方をすべき言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、繋がり続くとか続けざまといった意味の連の漢字に、ひや太陽といった意味がある日の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ連日は、幾日も続く事を表すのです。
「連日」の使い方
連日は、同じ事が毎日続けざまに繰り返されている、という意味に使われる言葉です。
1日も開けずに何かが続いている際に、この連日という言葉を使って表現します。
例えば連日遅刻している、という使い方だと、何日も続けて遅刻し続けているという意味を表す事になるのです。
この様に1日ではなく数日以上の単位で何かが続いている時に、使用される言葉となっています。
「毎日」とは?
毎日は、まいにちという読み方をする言葉です。
文字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、その度ごとという意味を持っている毎の文字に、一昼夜や昼間といった意味を有する日の文字を加える事で完成した言葉となっています。
以上の事から毎日は、来る日も来る日もという意味を示すのです。
「毎日」の使い方
毎日は、どの日もや日毎にという意味を表現する時に用いられる言葉となっています。
特に1年中の様に長い期間に対して、この毎日という言葉が使用される事が多く見られるのです。
とはいえ1年中といっても、毎日は365日欠く事なくという意味ではなかったりします。
1年という期間の中で何かを続ける機会がある時だけに絞った上で、毎日と言う言葉が用いられるのです。
例えば、毎日学校に行く、という表現であれば、学校がある平日だけに絞って毎日という言葉を使用します。
「連日」と「毎日」の違い
連日と毎日の文字表記を並べてみると、即座に最初の漢字が連と毎という違いがある事に気付く事が可能です。
ただし次の文字は同じ日であり、持つ意味合いもかなり似ている点がややこしい部分だったりします。
もっとも最初の文字が違う事で、表す意味にも違いが生まれているのです。
まず連日は、欠く日がなく同じ事が続けざま行われている日々といった意味を表します。
一方の毎日は、1年といった長い期間来る日も来る日もといった意味を示すのです。
「連日」の例文
・『この所、連日残業続きで流石に疲労が蓄積中です』
「毎日」の例文
・『私は毎日、8時の電車に乗って登校しています』
まとめ
2つの言葉は共に2文字目に同じ日の漢字が使われており、示す意味も似た所があります。
そのため使い分けを意識すると混同してしまう可能性は、十分にある言葉同士です。
とはいえ最初の文字に明確な違いがあるので、表す意味のニュアンスには相違点を見出す事が出来ます。
ちなみに連日は、欠く日がなく継続してある事が行われているといった意味を表現する際に使われる言葉です。
対する毎日は、1年中の様にある程度長い期間、日毎に何かが継続されている事を示すために用いられる事が多い言葉となっています。