この記事では、jeepの上級SUV・ラングラーJLの「スポーツ」と「サハラ」と「ルビコン」のグレードごとの違いを分かりやすく説明していきます。
「スポーツ」とは?
ラングラーJLで最も低価格で買えるグレードで、スポーツのみ他のグレードにはない3ドアのボディを採用しています。
そのため最小回転半径は5. 3mとなり、定員は4名となっています。
エンジンは3. 6リッターの284馬力で、変速機はすべての仕様で8速オートマチックを採用しています。
なお、装備をほぼ同じなまま5ドアにしたスポーツアンリミテッドというバージョンも用意されており、こちらは定員は5名、最小回転半径は6. 2mとなっています。
装備はグレードの中では最も簡易化されており、シートヒーターは装備されず、シートは本革ではなく布製バケットシートを装備しています。
「サハラ」とは?
ラングラーJLの上位グレードに当たり、サハラアンリミテッドの5ドア車のみの設定となっています。
エンジンはスポーツと同等の3. 6リッターV6と、より燃費に優れた直列4気筒2. 0リッターターボエンジンが用意されています。
出力は272馬力で、最大トルクはターボエンジンだけに1割以上増強されています。
差は小さいものの5ドア車の中ではサハラが最も軽くなっていて、低排気量なだけに税金が安いところも利点です。
外見ではボディ同色オーバーフェンダーやボディ同色フリーダムトップ(後部の窓と屋根)が採用されており、外見が他のグレードと異なります。
シートは本革でシートヒーターも装備されます。
「ルビコン」とは?
ラングラーJLの最上位グレードで4WDシステムが他のグレードに標準装備されたセレクトラックフルタイム 4×4システムをベースにギヤ比の見直しやディファレンシャルロックができるトゥルロックの装備、より高度な電子制御の採用によって、シリーズで最も優れた走破性能を持っています。
エンジンと変速機はスポーツと同じものを採用しており、本革シートには「RUBICON」の刺繍が入ります。
基本装備はサハラと同等かそれ以上のものとなります。
「スポーツ」と「サハラ」と「ルビコン」の違い
「スポーツ」は取り回しの良い3ドアも設定されたラングラーJLで最も低価格のグレードで、その分装備も簡易化されています。
「サハラ」はシリーズで唯一2. 0リッターターボエンジンを採用しており、大トルクと他のグレードより優れた燃費を持ち、街乗りの使用にもおすすめで税金面でも有利です。
外観はボディカラーで塗装された部分が多く、他のグレードと違いがひと目で分かります。
ルビコンは最上級グレードで、四輪駆動システムがシリーズで唯一機能向上したものが採用されており、エンジンと変速機はスポーツと同等です。
内装は最も豪華です。
まとめ
ラングラーJLのグレード「スポーツ」と「サハラ」と「ルビコン」は低価格で3ドア車もあり導入しやすいスポーツ、スポーツより高価格なものの燃費が優れ、専用の外観の塗り分けを持つサハラ、最も高価格で、スポーツと同等のエンジンを搭載し、悪路走破性に優れ豪華な内装を持つルビコンが設定されています。