首に巻くファッションアイテムと言えば、「マフラー」「スカーフ」「ストール」。
普段何気なく身に着けていますが、これら三種類のアイテムの違いは何なのでしょうか。
改めて尋ねられると首をかしげてしまいます。
この記事では、「マフラー」と「スカーフ」と「ストール」の違いを分かりやすく説明していきます。
「マフラー」とは?
「マフラー」とは、襟巻のことです。
もう一つの意味として、自動車の排気音の消音装置も「マフラー」と言いますが、ここで取り上げる「マフラー」は襟巻のことを指します。
ファッションアイテムとしても着用しますが、主に防寒を目的としており、ニットやウールなどの保温性の高い生地で出来ており、首元に巻き付ける細長い長方形の形をしたアイテムです。
首元には太い動脈が通っており、その部分を寒さから守ることが、全身を寒さから守ることにつながります。
男女問わず着用されるのも特徴の一つです。
「スカーフ」とは?
「スカーフ」とは、頭に被ったり、首に巻いたり、肩に掛けたりする、正方形をした布のことです。
薄手のものが多く、色やデザインもさまざまなので、防寒の目的というよりは、ファッションアイテムとして着用されることがほとんどです。
主に女性に着用されることも特徴のひとつです。
「ストール」とは?
「ストール」とは、毛皮や羽毛、織物や編物で作られている、婦人用の肩掛けのことです。
首に巻いて使用される場面もありますが、本来は肩掛けのことを指します。
色やデザインが豊富で、主にファッションアイテムとして使用されますが、そこまで薄手ではない為、防寒の目的としても使用できます。
また、本来は婦人用のアイテムですが、デザイン性に優れていることもあり、男性が装飾用として首に巻くケースもあります。
「マフラー」と「スカーフ」と「ストール」の違い
「マフラー」は、主に防寒を目的としている為、秋冬に着用されることがほとんどです。
防寒を目的としたアイテムですが、色やデザインも豊富なので、ファッションアイテムとしての側面も持ち合わせています。
「スカーフ」は、かなり薄手のものが多く、ほとんど防寒としての機能は持ち合わせていません。
むしろ、ファッションアイテムとして着用されることが多いです。
「ストール」は、「マフラー」よりは薄手で、「スカーフ」よりは厚手の生地で出来ています。
そして、色やデザインも豊富で、防寒の目的としても、ファッションアイテムとしても、バランスよく使えるアイテムと言えます。
「マフラー」は、男女問わず着用されます。
「スカーフ」と「ストール」は元来、一般的に、婦人用としてのアイテムという認識でしたが、時代が進むにつれて、男性も装飾用として着用することが多くなっています。
まとめ
「マフラー」と「スカーフ」と「ストール」の違いについて述べましたが、それぞれのアイテムが持つ特性や、何を主の目的としたものなのかという違いがありました。
これら三種類のアイテムの違いを認識して、あなたのライフスタイルに彩りを加えて下さい。