この記事では、在宅勤務とリモートワーク、テレワークの違いを分かりやすく説明していきます。
在宅勤務とは?
在宅勤務とは、会社には出勤せずに、就業場所を自宅にして仕事をする勤務形態を意味します。
仕事をする時は自宅にあるパソコンを使って作業をし、上司や他の社員との会議に参加する場合はオンライン会議でディスカッションを進めます。
連絡は電話やメールを使い、チャットはコミュニケーションアプリやツールを使い、素早く上司や社員と連絡を取り合います。
毎日社員に在宅勤務させる企業もありますが、週に2,3回程度実施して、あとは会社に出勤させる企業もあります。
この在宅勤務を積極的に行っている企業は、自宅でもインターネット環境とパソコンがあれば仕事ができるプログラマーやエンジニアなどのIT関係です。
完全に自宅で仕事をすることになりますので、連絡が素早く、確実にできるところに効率的と企業が選ぶ理由となっています。
リモートワークとは?
リモートワークは、会社から離れた場所で仕事をするとの意味があります。
インターネットを利用して、遠隔で行う業務全般が核等するリモートワークは、主にフリーランスやIT企業が多く選ぶ勤務形態です。
働き方改革の一環として取り入れるテレワークに対して、主な定義は明確にされていないリモートワークもテレワークと同様に、テレビ会議やチャットを利用して会議でディスカッションし、連絡はメールや電話、FAXを使用。
最近はお茶をしながら気軽にリモートワークができるカフェや、設備の整ったレンタルオフィスでのリモートワークも増えています。
テレワークとは?
テレワークとは、時間も場所も気にせずに、ICT(情報通信技術)を取り入れて仕事する就業形態の総称になります。
ニュースでも雑誌でもよく取り上げられている柔軟な働き方ができるテレワークには、施設を利用して仕事をするサテライトオフィスワークとモバイルワーク、さらには自宅で業務する在宅勤務もこの勤務形態に当てはまります。
このテレワークを導入するメリットは、優秀な人材を遠隔地から雇用できる、育児や介護に追われる従業員も自宅で仕事ができる、災害が起きて交通機関がストップしても自宅にいながら仕事ができるという様々なメリットをもたらします。
在宅勤務とリモートワークとテレワークの違い
インターネットを取り入れて、遠隔で仕事をすることに違いはないテレワークとリモートワーク。
しかし、大きな違いは働き方を明確にしているテレワークに対して、明確な定義が存在しないのがリモートワークであるという点です。
テレワークは大企業や自治体などで取り入れていることが多いですが、一方のリモートワークは新しくできたIT企業や個人で仕事をする人が取り入れています。
また、仕事する場所に指定がないリモートワークとテレワークに対して、完全に自宅で仕事することが前提であるのが違うところです。
まとめ
在宅勤務とリモートワークもテレワークもすべてインターネットやパソコンを利用して、遠隔で仕事します。
会社に毎日出勤して仕事をする昔ながらの就業形態に捉われず、出勤しなくても仕事ができるだけに、家のことにも目を向けられる余裕が生まれます。
そのため、小さな子供がいる人、介護の必要な高齢者がいる人、怪我や病気で会社に行けない人など、様々な理由がある人でも仕事ができる便利で画期的なこれらの業務の形は増え続けることでしょう。
