気候が暑くなると活躍するのが、タンクトップやノースリーブなどの涼しげな装いです。
これらはTシャツではちょっと暑い時や、ちょっと涼しい時のインナーとして活用されます。
それでは、この「タンクトップ」や「ノースリーブ」、「キャミソール」とはどういう意味でしょうか。
そして、どこか違うのでしょうか。
この記事では、「タンクトップ」と「ノースリーブ」と「キャミソール」の違いを分かりやすく説明していきます。
「タンクトップ」とは?
「タンクトップ」とは、英語の「tank top」であり、意味は「襟や袖口が大きく空いたトップス」のことを言います。
「tank」がプールのことを表す言葉なので、元々は「プールで着る上着」つまり、「水泳用の上着」のことを指す言葉でした。
「ノースリーブ」とは?
「ノースリーブ」とは、「no sleeve」のことで、「袖がない上着」という意味です。
ただ、「no sleeve」は英語としては意味がありません。
同じ意味を伝える単語としては「sleeveless」ですが、先述の「tank top」の方がよく使われる言葉です。
「キャミソール」とは?
「キャミソール」とは、英語の「camisole」のことで、「胸の上でまっすぐカットしてストラップをつけた下着」のことです。
「camisole」はもともとラテン語由来の言葉で、フランス語やスペイン語にもある、シャツとか下着という意味の言葉です。
しかし、現代においては、下着としてではなく、見せるために使用する場合も多くあります。
「タンクトップ」と「ノースリーブ」と「キャミソール」の違い
「タンクトップ」と「ノースリーブ」と「キャミソール」の違いを、分かりやすく解説します。
これらは3つとも「袖がないトップス」であるという意味では同じです。
しかし、その形や使用法に微妙な違いがあります。
まず、形ですが、「ノースリーブ」は「袖がない」ものなら全て当てはまり、その中でも襟ぐりや袖口が大きく空いたものを「タンクトップ」と言います。
つまり、「タンクトップ」は「ノースリーブ」の一種です。
そして、さらに肩口がストラップ状になったものが「キャミソール」という違いです。
そして、使用法としては「タンクトップ」と「ノースリーブ」が一般的な外出着としてのトップスであるのに対して、「キャミソール」は多くの場合は下着として着られます。
まとめ
この記事では、「タンクトップ」と「ノースリーブ」と「キャミソール」の違いを説明してきました。
袖の無いトップスが活躍するのは夏だけではありません。
それ以外の季節でインナーや下着として着ることもたくさんあります。
面白いのは、「タンクトップ」以外の2つはほぼ女性だけに使われるものですし、「タンクトップ」も、上の世代の人にとっては「ランニング」と言ったほうが通じます。
このように、着るものの名前として使われているものの中には、女性だけ、あるいは男性だけに使われるような言葉がたくさんあります。