「反吐が出る」は、「吐きたいほど強い嫌悪感」を抱いたときに使用するフレーズです。
英語にも似た表現がありますので、この機会に学んでみましょう。
この記事では、「反吐が出る」の日本語での解釈や英語での表現を分かりやすく解説していきます。
「反吐が出る」の日本語での解釈
「反吐が出る」の「反吐」は「吐しゃ物」を示し、物理的に「食べたものを戻す」という意味もありますが、「吐きたいほど不愉快になる」「強い嫌悪感を抱く」などの意味で使用されることが多い表現です。
「彼の露骨なお世辞には反吐が出る」や「あいつは反吐が出るほど嫌な奴だ」といった使い方をされています。
「反吐が出る」の英語とは?
・ “make me puke”
「反吐が出る」と同じような意味で使用されている英語は“make me puke”です。
“puke”は「嘔吐する」のスラングで、“make me”を付けることで「私を嘔吐させる」という表現になりますが、「反吐が出る」と同等のニュアンスで使用されています。
・“disgusting”
“disgusting”も「反吐が出る」と類似する意味を持つ英語といえます。
“disgusting”は「むかつく」という意味がある単語ですが、「吐き気がするほどムカムカする」という意味合いがあることから「反吐が出る」と似た状況で使うことが可能です。
「反吐が出る」を使った英語の例文(使用例)
次に、「反吐が出る」と同等の意味で使用できる“make me puke”と“disgusting”の例文を紹介します。
・“He makes me puke because he sucks up to our teacher.”
(「彼は先生に媚びを売るので反吐が出る」という内容の例文です。“suck up to”で「~に媚びを売る」という表現になります。)
・“Tearjerkers make me puke.”
(「お涙頂戴ものの映画には反吐が出る」を表す例文です。“tearjerker”は「涙を誘う映画」「泣ける映画」などの意味があります。)
・“My boss is disgusting.”
(「私の上司は反吐が出るほどムカつく」といった内容の例文です。“be disgusting”で「ムカムカする」という表現になります。)
・“It was disgusting when she told an obvious lie.”
(「彼女が見え透いた嘘をついたとき反吐が出るほど不愉快になった」を示す例文です。“an obvious lie”は「明らかな嘘」という意味があります。)
まとめ
「反吐が出る」は少々比喩的な言葉ではあるものの、「強い嫌悪感を抱く」という意味に着目すると“make me puke”や“disgusting”といった英語で言い換えることが可能です。
ネガティブな表現のため使う機会が少ないことを願いますが、英語学習の参考に役立ててください。