「隔靴掻痒」の英語とは?例文も含め、日本語の意味や英語を分かりやすく解釈

「隔靴掻痒」の英語とは?日本語と英語

「隔靴掻痒」「かっかそうよう」と読む四字熟語で、「痒みに手が届かずもどかしい」といった気持ちを伝える際に用います。

英語にも同じような表現がありますので、この機会に学んでみましょう。

この記事では、「隔靴掻痒」の日本語での解釈や英語での表現を解説していきます。

「隔靴掻痒」の日本語での解釈

「隔靴掻痒」「靴の上から痒い箇所を掻く」という意味を持ち、「思い通りにいかなくてもどかしい」「歯がゆい」「じれったい」などの気持ちを表す際に使用されます。

「歯がゆくて隔靴掻痒だ」「隔靴掻痒の思い」といった使われ方をしています。


「隔靴掻痒」の英語とは?

“frustrate”
「隔靴掻痒」と同等の意味で使える英語は“frustrate”です。

“frustrate”「イライラさせる」「挫折させる」などを示す単語ですが、「隔靴掻痒」が持つ「もどかしい」「歯がゆい」といった意味を伝えることが可能といえます。

進行形の“frustrating”を使う方法や受動態の“be frustrated”を使用する方法があります。

“impatient”
“impatient”「隔靴?痒」の意味を表現できる英語といえるでしょう。

“impatient”「せっかちな」を示す単語ですが、「我慢できないで」という意味も含んでいることから「歯がゆい」「もどかしい」などの気持ちを表す際に使われています。


「隔靴掻痒」を使った英語の例文(使用例)

次に、「隔靴掻痒」と同じような意味で使用できる“frustrate”“impatient”の例文を紹介します。

“It was so frustrating that I could not explain my feelings at that time in word.”
(「あの時の気持ちを言葉で説明できなくてとても隔靴掻痒だった」という意味合いの例文です。進行形の“frustrating”を使った文章になります。)
“I am frustrated because he is wishy washy.”
(「彼は優柔不断なので隔靴掻痒に思う」という例文で、受動態の“be frustrated”を用いています。“wishy washy”「どっちつかずな」「優柔不断な」という意味があります。)
“She was impatient because his question doesn’t get the point.”
(「彼女は彼の質問が要領を得ないので隔靴掻痒に感じた」といった内容の例文です。“don’t get the point”「要領を得ない」という表現になります。)
“I am impatient to know the result of my checkup.”
(「私は病院での検査の結果が知りたくて隔靴?痒だ」を示す例文です。“be impatient to”「~したくてもどかしい」という意味になります。“checkup”「医療機関での検査」を指します。)

まとめ

「隔靴掻痒」は堅い印象のある言葉ですが、「もどかしい」「歯がゆい」などの意味があることを理解すると“frustrate”“impatient”といった英語で言い換えることが可能です。

ぜひ英語学習の参考にして、英会話などで使ってみてください。