大勢の人が集まるイベント、飛行機や電車の中、あるいは災害時など、「通路を確保する」ことを周りに伝えたいときは色んな場面であります。
周囲に外国人がいた場合でも、看板を英語で表示したりアナウンスがあったりすれば、全員の安全を確保できます。
英語ではそれぞれの場面でどのように伝えるといいのか把握しておきましょう。
「通路を確保する」の日本語での解釈
「通路を確保する」とは、人や物が通れるように、場所や通路を開けるという意味になります。
狭い場所の中で、効率よく動けるように通路になる場所に荷物を置かないように注意し、わざと開けておきます。
確保するとは、万全な準備ができていて、その状態を確実に維持していくことです。
「通路を確保する」の英語とは?
通路を意味する英語は二つあります。
ここでは、一般的な通路、乗り物の中の通路、災害時の通路の三種類に分けて解説します。
to secure a passage
secure は確保するという意味になります。
obtainも確保するといいますが、手に入れるという意味に近いので、「通路を確保する」には適していません。
passageは通路、廊下という意味で使われます。
to secure an aisle
aisleは飛行機や電車、教室、教会、劇場などの座席間の通路、スーパーなどの商品の棚と棚の間の通路を表すときに使います。
発音には注意が必要で、Sが入っていますが発音せず、アイルと発音します。
to secure an evacuation route
災害時の通路にはこの英語が適しています。
evacuation は避難という意味です。
逃避という意味をもつ、escapeを使って、escape routeでも避難通路という意味になります。
また、route は通路ですが、出発点から到達点がある通路のときに使います。
passageに言い換えることも可能です。
「通路を確保する」を使った英語の例文(使用例)
・『I secure this passage because it is important for us to go to the bathroom. 』
私はこの通路を確保します、なぜなら私達にとってお風呂やトイレに行くために重要であるからです。
一緒に住んでいる人に、通路に荷物を置いたりしないように訴えたいときに使えます。
・『We would like to secure the aisles. Please don’t put baggage in the aisles. 』
私たちは通路を確保したいと思います。
荷物は通路に置かないようにしてください。
飛行機や電車の中の通路は、乗務員が移動するときや、途中で席を立つ人もいるので、通路は開けておかなければなりません。
英語でアナウンスすれば、外国人にも伝えられるでしょう。
・『Please secure this evacuation route. We can go outside. 』
この避難通路を確保してください。
私たちは外に出られます。
災害時に避難者を案内する立場のときに言えます。
まとめ
「通路を確保する」の英語を知っていれば、外国人の同僚や乗客などに緊急時でも伝えられます。
特に災害に遭遇したときは、辞書を引いている暇はありません。
知っている単語を並べて迅速に伝えられるようになりましょう。