「ゾッとする」は、恐ろしくて身が震えたり鳥肌が立ったりする心境を表す言葉です。
英語にも同じ意味の表現がありますので、この機会に学習してみましょう。
この記事では、「ゾッとする」の日本語での解釈や英語での表現を解説していきます。
「ゾッとする」の日本語での解釈
「ゾッとする」は強い恐怖を感じて身の毛がよだつ様子や、怖くて体が震えあがる様子を指す言葉です。
上記のほか、寒さによって身体が震えたり大きな感銘や感動を受けたりする際に使用されることもあります。
「あの黒い害虫を見るとゾッとする」「見知らぬ人が目の前に立つとゾッとする」といった使われ方をしています。
「ゾッとする」の英語とは?
“makes someone shudder”
「ゾッとする」と同等の意味で使える英語は“makes someone shudder”です。
“shudder”は「恐怖や嫌悪感・寒さなどで身震いする」という意味を持つ単語で、直訳すると「誰かを身震いさせる」になりますが、「ゾッとする」が持つ「恐ろしくて身が震える」とほぼ同じ意味合いで用いることが可能です。
“gives someone the chills”
“gives someone the chills”も「ゾッとする」と似た意味で使用できる英語です。
“chill”は「寒気」や「悪寒」を表す単語で、直訳すると「誰かに寒気を与える」になりますが、「ゾッとする」に含まれる「恐怖心を抱いて震える」という意味が伝わる表現といえるでしょう。
「ゾッとする」を使った英語の例文(使用例)
次に、「ゾッとする」と同じように使用できる“makes someone shudder”と“gives someone the chills”の例文を紹介します。
・“The horror movie made me shudder.”
(「そのホラー映画にゾッとした」という内容の例文です。“makes me shudder”で「私はゾッとする」という意味になります。)
・“The crash of thunder makes her shudder.”
(「彼女は雷の轟きを聞いてゾッとする」を表す例文です。“crash of thunder”には「雷鳴」という意味があります。)
・“This creepy picture gives me the chills.”
(「この不気味な絵を見るとゾッとする」といった例文です。“gives someone the chills”の“someone”の位置に怖いと感じた人の名前を配置させます。)
・“The big insect gave her the chills.”
(「彼女は巨大な昆虫を見てゾッとした」を示す例文です。「昆虫」は“insect”もしくは“bug”と表記します。)
まとめ
「ゾッとする」は感覚的な印象がある言葉ですが、「恐怖で身が震える」という意味に着目すると“makes someone shudder”や“gives someone the chills”といった英語で言い換えることが可能です。
ぜひ英語の勉強や英会話のレベルアップに役立ててください。