「無茶しないで」の英語とは?例文も含め、日本語や英語を分かりやすく解釈

「無茶しないで」の英語とは?日本語と英語

「無茶しないで」は、無謀なことや度を越えたことをしないように呼び掛けるフレーズです。

英語にも似た意味の表現方法がありますので、この機会に学習してみましょう。

この記事では、「無茶しないで」の日本語での解釈や英語での表現を解説していきます。

「無茶しないで」の日本語での解釈

「無茶しないで」は、誰かが度を越えたことや能力の限界を超えたことをしないよう注意する際に使用する言葉です。

「無茶」「道理に合わないこと」を意味し、しばしば「無理」の同義語として使われることがありますが、「無理」「努力すれば達成できるもの」を指すのに対し、「無茶」「努力の範囲や限界を超えるもの」を指すという違いがあります。

なお、「無茶しないで」の場合は状況によっては「無理しないで」と同じニュアンスで使用されるケースもあるようです。


「無茶しないで」の英語とは?

“don’t be reckless”
「無茶しないで」と同等の意味で使用できる英語は“don’t be reckless”です。

“reckless”「無謀な」という意味の単語で、否定形にすることで「無謀なことをしないで」という表現になります。

「無茶しないで」によく似た意味合いがありますが、はっきり叱る際などに使用する強い表現ともいわれています。

“don’t push oneself too hard”
“don’t push oneself too hard”はどちらかというと「無理しないで」に近い表現ですが、状況によっては「無茶しないで」と同じ意味合いで使用できる英語といえます。

“push”「押す」を表す単語ですが、“push oneself”「誰かを押す」になり「無理を強いる」という意味の表現になります。


「無茶しないで」を使った英語の例文(使用例)

次に、「無茶しないで」と似た意味を持つ“don’t be reckless”“don’t push oneself too hard”の例文を紹介します。

“Do you want to go to Kagoshima from Yokohama on foot? Don’t be reckless!”
(「横浜から鹿児島まで徒歩で行きたいの?無茶しないで」といった内容の文章です。“on foot”「徒歩で」という意味があります。)

“I told him not to be reckless.”
(「彼に無茶しないでと伝えた」という例文です。“told someone not to be reckless”「無謀なことをしないでと言った」を表します。)

“ You look tired, please don’t push yourself too hard.”
(「疲れた顔をしている、無茶しないでください」といった内容の例文です。「これ以上無理しないでほしい」という気持ちを伝えた文章になります。)

“She tends to push herself too hard.”
(「彼女は無茶しがちだ」を示す例文です。“tend to”「~する傾向がある」という表現になります。)

まとめ

「無茶しないで」と同等の意味合いで使用できる英語は“don’t be reckless”“don’t push oneself too hard”といった表現です。

“don’t be reckless”は比較的強い表現になることを覚えておきましょう。

ぜひ参考にして英語の勉強や英会話などに役立ててください。