「親から勘当される」は親から縁を切られたり追放されたりすることを表した言葉ですが、英語にも同じ意味を持つ表現がありますのでチェックしてみましょう。
この記事では、「親から勘当される」の日本語での解釈や英語での表現を解説していきます。
「親から勘当される」の日本語での解釈
「親から勘当される」は、子どもの浪費や素行の悪さなどが要因となって「親が子どもとの縁を切ること」や「子どもを見放すこと」を示す言葉です。
「彼は親から勘当された」「あの家の息子は放蕩し過ぎて親から勘当された」といった使い方をされています。
「親から勘当される」の英語とは?
・ “disown”
「親から勘当される」と同等の意味で使用できる英語は“disown”です。
“disown”には「関係を否定する」「縁を切る」「勘当する」などの意味があり、“be disown”と受動態にすることで「縁を切られる」「勘当される」となります。
なお、文脈によっては“disown one’s child”と能動態で表記して「勘当される」と訳す場合もあります。
・“cut off”
“cut off”も「親から勘当される」と類似した意味で使える英語です。
“cut off”は直訳すると「切り離す」を表しますが、「勘当する」という意味もあります。
なお“disown”のケースと同様に、「勘当される」は受動態のため“be cut off”という表記になりますが、状況によっては“my parents cut me off”と能動態で表記して「親から勘当される」と訳すこともあります。
「親から勘当される」を使った英語の例文(使用例)
次に、「親から勘当される」と同じような意味で使用できる“disown”と“cut off”の例文を紹介します。
・“The prodigal son was disowned by his parents.”
(「その道楽息子は親から勘当された」という内容の例文です。“disown”を受動態で使用し、直後に“by one’s parents”を置くことで「親から勘当される」という表現になります。)
・“He disowned his daughter.”
(“disown”を能動態で使った例文で、直訳だと「彼は娘を勘当した」となりますが「彼の娘は父親から勘当された」の意味でも通じる文章です。)
・“I am cut off by my parents.”
(「私は両親から勘当された」を意味する例文で、受動態の“be cut off”を使用しています。)
・“His father-in-law will cut him off.” (「彼は義理の父親から勘当されるだろう」という意味合いの文章で、“cut off”を能動態で使用した例文になります。)
まとめ
「親から勘当される」と同等の意味で使用できる英語は“disown”や“cut off”といった表現で、受動態と能動態どちらでも使用できるのがポイントです。
現実には起こってほしくない言葉ではありますが、英語学習の参考に役立ててください。