この記事では、「険しい道のり」の英語での表現について詳しく解説していきます。
「険しい道のり」とは?
「険しい道のり」とは、これから先にたくさんの苦労が待ち構えている様子を表す言葉です。
また、実際に傾斜が急な道に対しても使われています。
テレビニュースや小説など日常生活の様々な場面で目にすることが多くあります。
「○○さんは脱サラして起業したが、険しい道のりになるだろう」、「険しい道のりになるかもしれないが、最後まであきらめずに頑張ろう」などの言い方で使用されています。
英語ではどのように表されるのでしょうか。
「険しい道のり」を英語で言うと?
「険しい」と「道のり」に分けて解説していきます。
「道のり」を表す言葉は“road”です。
実際の道ではなく、これから経験する過程について表すときにも用いられる単語です。
一方、「険しい」を表す単語については、“steep”、“precipitous”、“severe”、“grim”、“depressing”、“bleak”などと多くの単語があり、文脈や状況に応じて使い分けることが必要です。
「険しい」を表す単語:“steep”、“precipitous”について
上記で挙げた単語のうち、“steep”、“precipitous”は傾斜が険しいことを表す単語です。
“steep”、“precipitous”とどちらも同じ意味ですが、“precipitous”の方がやや形式ばった表現になります。
傾斜が険しい道のりを目にした際に使用するとよいでしょう。
「険しい」を表す単語:“severe”、“hard”について
続いて、“severe”、“hard”については「険しい表情」や「険しい顔」などの意味を表し、「厳しい」に近い意味を表します。
“severe”は「困難な」という意味もあり、“hard”は「耐え難い」「辛い」という意味合いで厳しさを意味します。
そのため、どちらも「険しい道のり」を表す表現として適切だと言えます。
「険しい」を表す単語:“depressing”、“bleak”について
最後に、“depressing”、“bleak”についてですが、情勢が険しいことを表します。
これから続く状況が厳しいものになることを表す単語です。
「険しい道のり」を使った英語の例文(使用例)
・『My hobby is to go to the mountains and walk along steep roads. 』
(山に行き、険しい道のりを歩くことが私の趣味です。)
・『It’s a severe road to keep the company for another five years. 』
(あと5年会社を存続させるのは、険しい道のりだ。)
・『Our team won the national championship without losing the hard road. 』
(私たちのチームは、険しい道のりにも負けず、全国大会優勝を果たした。)
まとめ
以上、「険しい道のり」の英語での表現について詳しく解説しました。
「険しい」の表現が様々なものがあるため、状況に応じて使い分けていくことが必要です。