この記事では、「すこぶる」の意味と英語表現を分かりやすく説明していきます。
「すこぶる」の日本語での解釈
「すこぶる」は漢字で「頗る」と書き、意味は以下の通りです。
1つ目は「程度がはなはだしい様子」という意味で、あるものの度合いが大きい様子を言います。
2つ目は「少し」「いささか」という意味で、古文に使われます。
「頗る」は頭が傾く様子を表した感じで、「かたむく」→「かたよる」→「程度が大きい」という意味で使われる様になりました。
「すこぶる」の英語とは
すこぶる」の英語は以下の通りです。
「very」
「very」の意味は以下の通りです。
1つ目は「とても」「非常に」「たいへん」「大いに」という意味で、形容詞や副詞の程度を強めて使われます。
2つ目は「まさに」「まぎれもなく」という意味で、最高の状態に対して使われます。
3つ目は「典型的な」「いかにも」という意味で、あるものの類似性を強める時に使われます。
「highly」
「highly」の意味は以下の通りです。
1つ目は「高度に」「非常に」「大いに」という意味で、高い度合いを表わすやや固い表現です。
2つ目は「高い地位に」「高貴に」という意味で、地位や身分が高い状態を言います。
3つ目は「高く評価して」「大いにほめて」という意味で、あるものに対する評価が高い様子を言います。
4つ目は「効果で」「高く」という意味で、価値が高い様子を言います。
「extremely」
「extremely」の意味は以下の通りです。
1つ目は「非常に」「大いに」という意味で、度合いがはなはだしい様子を言います。
2つ目は「極端に」「極度に」という意味で、あるものの度合いだけがずば抜けている様子を言います。
3つ目は「とても」という意味で、カジュアルな場面で使われます。
「really」
「really」の意味は以下の通りです。
1つ目は「本当に」「間違いなく」という意味で、実際にそうである様子を言います。
2つ目は「すごく」「確かに」という意味で、後に続く言葉を強調して使います。
3つ目は「実のところ」「どうやら」という意味で、やや否定する意味で使います。
4つ目は「~すべきだ」という意味で、相手に対して自分の主張を強調する意味で使います。
5つ目は「全く」「まさかの」という意味で、驚きや困惑の感情を表す時に使います。
「すこぶる」を使った英語の例文
・『He was very pleased to hear that. 』(彼はそれを聞いてすこぶる喜んだ)
・『It was a most highly interesting moive. 』(それはすこぶる面白い映画だった)
・『It seems extremely difficult to achieve. 』(それは達成するのが非常にすこぶる困難に思える)
・『It is a really cold morning. 』(すこぶる寒い朝だ)
まとめ
今回は「すこぶる」の英語表現について紹介しました。
「すこぶる」は「very」「highly」「extremerly」「really」と覚えておきましょう。