「不確定要素」の英語とは?例文も含め、日本語や英語を分かりやすく解釈

「不確定要素」の英語とは?日本語と英語

「不確定要素」は、物事の明確になっていない部分や確定していない要素を指す言葉です。

英語にも類似する表現がありますので、この機会に学習しましょう。

この記事では、「不確定要素」の日本語での解釈や英語での表現を解説していきます。

「不確定要素」の日本語での解釈

「不確定要」は、「確実に決まっていないこと」を意味する「不確定」と、「物事を成立させるために基本となる内容や条件」を意味する「要素」からなる言葉で、特定の物事において確定していない要素や不明瞭な部分を示します。


「不確定要素」の英語とは?

“uncertainties”
「不確定要素」と同等の意味で使用できる英語は“uncertainties”です。

“uncertainties”「不確実性」を意味する“uncertainty”の複数形で、単数形で使用しないのは一般的に不確定な要素は複数存在することが前提とされているから。

「確実に決まっていないこと」を示す「不確定要素」の意味が伝わる単語といえます。

“variables”
“variables”「不確定要素」に似た意味で使用できる英語といえるでしょう。

“variables”「変わりやすいもの」「変数」「定まっていないこと」といった意味を持つ“variable”の複数形で、「確定していないこと」の意味合いも含まれているため「不確定要素」が示す意味を表現するこが可能です。

“uncertainties”同様、いくつか存在するであろう不確定な要素を表現するため複数形で用います。


「不確定要素」を使った英語の例文(使用例)

次に、「不確定要素」と類似する意味を持つ“uncertainties”“variables”の例文を紹介します。

“We have to consider several uncertainties before starting the experiment.”
(「我々は実験に入る前にいくつかの不確定要素を検討しなければならない」という内容の例文です。“consider”「検討する」「よく考える」を示す単語で、“think”より慎重に考えるイメージです。)

“Presently, there are the four types of uncertainties.”
(「現時点では、4タイプの不確定要素がある」を表す例文です。“presently”には「現時点で」という意味があります。)

“There are many variables in our field of study.”
(「我々の研究分野には不確定要素が沢山ある」といった内容の例文です。“field of study”「研究分野」という意味になります。)

“Their next task is to investigate variables.”
(「彼らの次の任務は不確定要素を調査することだ」を示す例文です。“investigate”には「詳細に調べる」「調査する」などの意味があります。)

まとめ

「不確定要素」はやや格式ばった印象がある言葉ですが「確実でない」「不明確なもの」などの意味に着目すると“uncertainties”“variables”といった英語で説明することが可能です。

どちらも単数形ではなく複数形で使用するのがポイントです。

ぜひ英語学習や英会話の参考にしてください。