「常套句」と「テンプレ」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「常套句」と「テンプレ」の違いとは?違い

この記事では、「常套句」「テンプレ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「常套句」とは?

常套句とは、似たような状況で決まって持ち出される言い回しのことをいいます。

常套句と書いて「じょうとうく」と読みます。

「常套」には、「決まりきった、ありふれた」といった意味があります。

また、常套句のことを決まり文句と言ったりもします。


「テンプレ」とは?

テンプレとは、型通りであることをいいます。

テンプレはテンプレートを略した言葉です。

テンプレートは英語のtemplateが由来の外来語で、「型板、鋳型」といった意味があります。

ビジネスシーンでは、「定型文、ひな形」といった意味で用いられています。

定型文はメールや手紙などで用いられる決まりきった文章で、お礼やお詫び、挨拶などに用いられることが多いです。

また、テンプレはインターネット用語として用いられることもあり、型通りでつまらないといったニュアンスが含まれることもあります。


「常套句」と「テンプレ」の違い

常套句もテンプレも決まりきったフレーズを指す言葉です。

常套句は会話で用いられる言葉で、テンプレは会話で用いられることもあれば文章で用いられることもある言葉になります。

また、テンプレには型通りでつまらないというニュアンスが含まれることがありますが、常套句にはそういったニュアンスはありません。

「常套句」の例文

・『彼女は顔を合わせると「ランチでもしましょう」というのが常套句だけど、本気で誘う気はないようです』
・『詐欺に使われる常套句を覚えておきましょう』

「テンプレ」の例文

・『取引先への連絡はテンプレ通りで構いません』
・『面接でテンプレのような受け答えばかりしていると落とされてしまうだろう』

まとめ

常套句は似たような状況で決まって持ち出される言い回しのことで、テンプレは型通りであることをあらわ脚ています。

テンプレには型通りでつまらないといったニュアンスが含まれることもあります。

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