この記事では、「備えあれば憂いなし」と「備えあれば嬉しいな」の違いを分かりやすく説明していきます。
「備えあれば憂いなし」とは?
「備えあれば憂いなし」とは、事前に準備しておくことで万が一の際にも心配ないといった意味を持つことわざです。
もしものことを考え準備しておくことで、いざという際に慌てることがない、困ることはない、といった意味で広く用いられる言葉です。
「備えあれば憂いなし」の「憂い」には、予測される悪い事態に対する心配、気遣い、といった意味があります。
その「憂い」に「なし」を加えることで、予測される悪い事態に対し心配がないといった意味になります。
似たような意味を持つことわざには、「転ばぬ先の杖」や「公開先に立たず」などがあります。
「備えあれば嬉しいな」とは?
「備えあれば嬉しいな」は「備えあれば憂いなし」のもとになった言葉です。
備えていれば、嬉しい、ありがたい、助かる、といった意味で「備えあれば嬉しいな」といった言葉があり、そこから変化し「備えあれば憂いなし」が生まれました。
また、この言葉はアニメやゲームなどで用いられています。
「備えあれば憂いなし」と「備えあれば嬉しいな」の違い
「備えあれば憂いなし」と「備えあれば嬉しいな」の違いを、分かりやすく解説します。
以上のことから、「備えあれば嬉しいな」は「備えあれば憂いなし」のもとになった言葉だということがわかります。
「備えあれば憂いなし」の例文
・『備えあれば憂いなしという考えのもと、我が家にはたくさんの保存食があります』
・『自信はあるものの、備えあれば憂いなしという言葉もあるため併願校を受験することにしました』
「備えあれば嬉しいな」の例文
・『星のカービィで初めて備えあれば嬉しいなという言葉を耳にしました』
・『備えあれば憂いなしのもとが備えあれば嬉しいなと知り驚いた』
まとめ
一見、誤った言葉のようにも思える「備えあれば嬉しいな」ですが、実は「備えあれば憂いなし」のもとになる言葉だということが以上のことからわかります。