「小袖」と「着物」の違いとは?分かりやすく解釈

「小袖」と「着物」の違いとは?違い

この記事では、「小袖」【こそで】と「着物」【きもの】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「小袖」とは?

着物の形の原型になったのが「小袖」【こそで】です。

袖口は狭く、丈が比較的短い服になります。

古くから日本人の服として毎日着られていたもので、洗濯して何度も着るわけです。

足の付け根から少し長い丈であるため屈んだり、歩きやすい服です。

袖口が大きく開きやすいため着脱するのも簡単にでき、大きく広げて干せば乾きやすくなります。

袖口の開きも狭く、袖の形状は大きく開くのも特徴的です。

独特な色使いと絵は現在の着物にも反映されており、女性を美しく彩る服でもあるわけです。


「着物」とは?

日本人が古くから着ている「着物」【きもの】は、民族衣装として着る服であり、家の中、外出時に身に着けるものです。

この「着物」の発祥は3世紀半ばであり、中国の南部からでした。

力がある呉の国の衣服が元となっていて、それが中国との親交が深まった時代、日本に入ってきて人の手によってお洒落な色や柄、形状に変化していったのです。

日本では絹で織り、独特な光沢と滑らかさ、着心地の良さを追求しました。


「小袖」と「着物」の違い

「小袖」「着物」の違いを、分かりやすく解説します。

平安時代には上流階級の貴族が十二単を着るとき、汗が付かないように「小袖」を着ていました。

そのため袖丈は短く、洗ってすぐに乾くよう袖口が大きく開いているのも魅力です。

鎌倉時代には表着として着るようになり、それが庶民の間でも着られるようになります。

江戸時代には元禄小袖といった丸みがある袖と、刺繍が文様を表すものが世の中に広まりました。

もう一方の「着物」は中国の呉で着られていた衣装を日本の独自の発想を足し、動きやすさとお洒落、色を追求した着る物です。

現在では卒業式や結婚式といった特別な日に着るものとして大切にされています。

まとめ

どちらも日本人がよく着ていたものですが、昔は下着の代わりにしていたものが「小袖」であり、現在では「着物」は外出するときに着る服と覚えておくといいでしょう。

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