この記事では、「小龍包」【しょうろんぽう】と「シュウマイ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「小龍包」とは?
豚の挽肉に細かく刻んだ椎茸を入れて混ぜ合わせたネタを入れて、小麦粉で作った厚めの皮に包み、蒸して作る中華料理を「小龍包」【しょうろんぽう】といいます。
生姜やごま油、醤油で味を整えたこの料理は、皮を噛むと中から肉汁が飛び出てきます。
さらに豚皮で作った煮凝りを入れれば深いコクとなり、噛んだときじゅわっと口の中へ汁が出てくるのです。
大きさは肉まんを一回り小さくしたほどであり、2,3口で食べられます。
「シュウマイ」とは?
豚肉を調味料で味付けしたネタを正方形の薄い皮に包んだ中華料理を「シュウマイ」といいます。
挽肉に塩と胡椒を入れて練ったネタを片手に持ったシュウマイ専用の皮にヘラですくって入れた後、皮で筒状に包み込んだものです。
調理するときは蒸し器の中に入れて、肉の色が変われば食べられるようになります。
お好みでイカや海老、帆立などをすったネタを皮で包み込んだ「海鮮シュウマイ」も販売されている中華料理です。
「小龍包」と「シュウマイ」の違い
「小龍包」と「シュウマイ」の違いを、分かりやすく解説します。
肉と椎茸に醤油や酒、ごま油、豚皮の煮こごりを混ぜ合わせた具を厚めの皮で丸く包み込み、蒸したものを「小龍包」といいます。
すでに味が付いているため、そのまま食べられる料理です。
もう一方の「シュウマイ」は肉や海鮮といったネタに塩や胡椒で味付けした後、四角く、薄い皮で筒型に包み込んだものを指します。
この料理は点心の一つであり、焼くのではなく、蒸して調理するところが特徴的となるわけです。
中には肉に帆立を入れたものや、甘みを出すため玉葱を入れた商品もあるなど、メーカーによってネタに違いがあります。
そのまま食べたり、醤油とカラシを混ぜて食べられている料理です。
まとめ
どちらも蒸した中華料理ですが、入れるものや形に違いがありますので、どのような点が異なるか自分なりに調べてみるといいでしょう。