「次点」と「三番目」は何を意味しどのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「次点」と「三番目」の違いを分かりやすく説明していきます。
「次点」とは?
「次点」とは、「最高得点者に次ぐ者」を指す言葉です。
点数や評価で争われる物事において一番優秀だった最高得点者の次に高い得点を獲得したものを指します。
簡単に言えば一番の次に当たる二番を指す言葉ですが、選挙で当選者の次に得票の多い候補など当選ラインや合格ラインに達しなかった者の中での最高得点調査を指す意味でも使われます。
一般的にはコンクールで最高評価を獲得した優勝者の次に高い評価を得た準優勝者や選挙において当落ラインギリギリで惜しくも落選した候補者などに対して用いられる表現です。
「三番目」とは?
「三番目」とは、「二番目の次で四番目の前」を指す言葉です。
一番目から順番に並べた時に最初から数えて三つ目であることを表します。
順位や評価など優劣において第三位にあたる評価を意味するほか、順序や順番など優劣ではなく位置関係として一番目と二番目の二つが前にくる位置を表す意味でも使われる表現です。
「次点」と「三番目」の違い
「次点」と「三番目」の違いを、分かりやすく解説します。
「次点」と「三番目」の違いは「起点から数えていくつめなのか」です。
点数や優劣における評価において最も高い得点を獲得したものあるいは一定のラインを超えたものを起点にした時、起点から数えて二つ目に当たる位置を「次点」といい起点から数えて三つ目に位置するのが「三番目」です。
起点の次が「次点」でその次が「三番目」に当たります。
「次点」は競争や評価など優劣の関係のみにおいて使う言葉で並び順や出番順など優劣がない場合には用いられません。
優劣の関係がない場合は「次点」ではなく「ニ番目」と表現します。
「次点」の例文
・『選挙違反による失職に伴い次点候補が繰り上がり当選となった』
・『トップに続く次点だが差は大きい』
「三番目」の例文
・『出番順は三番目だ』
・『三番目の挑戦者が成功した』
まとめ
「次点」と「三番目」は二つ目と三つ目の関係性です。
あわせて使うことが多い表現なので覚えておきましょう。