「乗り気」と「熱心」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「乗り気」と「熱心」の違いとは?違い

この記事では、「乗り気」「熱心」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「乗り気」とは?

自らが積極的に物事へ関わろうとする気持ちを「乗り気」【のりき】といいます。

進んでやってみたいと思う気分で人と同じように動いてみたり、相手の提案を受け入れたいと思うとき見せる行動を指すのです。

反対に、賛同できないと感じるときは「乗り気ではない」と思う気持ちを伝えます。

このように、興味があれば自分も波に乗りたいという気持ちを行動で表すのです。


「熱心」とは?

熱い心を持って練習に挑むことを「熱心」【ねっしん】といいます。

本気の気持ちで部活練習する部員の熱気とやる気を強く感じるのです。

「熱心さ」といえば、他に目もくれず、やると決めたことを一途にやり遂げるため一生懸命に取り掛かります。

その姿は一心不乱でもあり、周囲から見ると素晴らしいと心が熱くなるのです。

それほど真面目に取り組み、努力して技や知識を習得します。


「乗り気」と「熱心」の違い

ここでは「乗り気」「熱心」の違いを、分かりやすく解説します。

かなり一緒に行動してみたい、作業して物を作りたいと思う気持ちを伝えられるのが「乗り気」です。

反対に、あまりやる気が沸かないときは「乗り気ではない」と気持ちを伝えられます。

もう一方の「熱心」は自分がやると決めたことを一生懸命にするさまを指す言葉です。

それほど大切な人に贈る物を作ったり、自分を成長させるため集中して練習する行為を指します。

「乗り気」の例文

・『商談相手の条件を受け入れると上司は乗り気だった』
・『乗り気ではない彼は野球に興味がないと分かった』

「熱心」の例文

・『興味がある専門家の話を熱心に聞いてノートに書き残す』
・『資格を活かせる仕事を任された工員は、熱心に取り掛かる』

まとめ

自分の方から前向きにやる姿を指しますが、気分が乗っているか、熱い気持ちで集中して物事に取り掛かるときに使うかの違いがあります。

人の様子を見て、異なる点を比べてみましょう。

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