この記事では、「上乗せ」と「上積み」の違いを分かりやすく説明していきます。
「上乗せ」とは?
すでにある金額や数量などにさらに付け加えることや追加して増やすことを意味します。
類語としては、「嵩上げ」「割増し」「水増し」「底上げ」「加算」などがあります。
上乗せ条例という言葉もありますが、これは法律で定められた基準を超える厳しい規制を設けた条例のことで、公害関係条例に多くみられます。
「上積み」とは?
すでにある金額や数量などにさらに付け加えることや追加して増やすことを意味します。
類語としては、「嵩上げ」「割増し」「水増し」「底上げ」「加算」などがあります。
上乗せ条例という言葉もありますが、これは法律で定められた基準を超える厳しい規制を設けた条例のことで、公害関係条例に多くみられます。
「上乗せ」と「上積み」の違い
「上乗せ」と「上積み」の違いを、分かりやすく解説します。
「上乗せ」と「上積み」は似た意味を持つ言葉ですが、ニュアンスの違いがあります。
「上乗せ」は、すでにある金額や数量などにさらに付け加えることを言います。
追加して増やすことです。
その一方で、「上積み」は、積み荷の上にさらに荷を積むことを言います。
また、その積み加えた荷のことです。
転じて、金額などをさらに加えて増やすことも言います。
つまり、「上乗せ」と「上積み」の違いは、前者が金額や数量などの抽象的なものに使われることが多く、後者が物理的なものに使われることが多いという点です。
「上乗せ」の例文
・『今月の給料にボーナスが上乗せされました』
・『この商品は税込み価格ですが、送料は上乗せされます』
「上積み」の例文
・『飛行機に燃料を上積みする必要があります』
・『彼は努力を続けたので、さまざまな上積みがある』
まとめ
「上乗せ」と「上積み」は、どちらも今あるものにさらに何かを加えるという意味で使われる言葉ですが、ニュアンスが違います。
「上乗せ」は、金額や数量などに追加する場合に使われます。
その一方で、「上積み」は、荷物や燃料などに追加する場合に使われます。
それぞれの言葉を正しく使い分けられるように注意しましょう。