「一定期間」と「無期限」ではどのように意味が異なるのでしょうか。
この記事では、「一定期間」と「無期限」の違いを分かりやすく説明していきます。
「一定期間」とは?
「一定期間」とは、「あらかじめ定まっている任意の期間」を指す言葉です。
始まりと終わりが定まっている期間を意味します。
ある程度の期間のことをはっきり限定しない形で表す場合にも使われますが、一般的には始まりから終わりまでの定まっている期間に対して用いられる表現です。
ある程度余裕がある長めの期間に対して用いられることが多い表現ですが、必ずしも長い期間と決まっているわけではありません。
すぐに終わってしまうような短い期間でもあらかじめ定まっている期間であれば「一定期間」に当たります。
「無期限」とは?
「無期限」とは、「終わりがいつまでか決められていないこと」を意味する言葉です。
ある時期や期間において始まりは決まっているが終わりは決まっていないさまを指します。
前もって決められている期間の限界のことを「期限」といい、期限が特に定められていない状況を「無期限」と表現します。
「一定期間」と「無期限」の違い
「一定期間」と「無期限」の違いを、分かりやすく解説します。
「一定期間」と「無期限」の違いは「終わりが決まっているかどうか」です。
どちらも任意の期間に対して用いられる表現ですが期間の終わりがすでに決まっており全体の長さをはっきり表せるのが「一定期間」で、終わりが決まっておらずいつまでになるのかわからないため全体の長さを表せないのが「無期限」という違いで区別されます。
「一定期間」の例文
・『落し物は一定期間保管後に処分される』
・『一定期間の間に実績がないと免許は取り消される』
「無期限」の例文
・『無期限の出場停止処分が課せられた』
・『休養は無期限なのでいつ活動再開するのかわからない』
まとめ
「一定期間」と「無期限」では表している時間の範囲が違います。
日常会話でも使われる言葉なので表す意味を正しく理解しておきましょう。