この記事では、「夕食」と「晩餐」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「夕食」とは?
夕方に食べる食事を「夕食」【ゆうしょく】といいます。
「今日の夕食は鰤の照り焼きにする」と、何を食べるか伝えるときに使うのです。
また、「夕食には豚の生姜焼きを食べた」と自分が何をどう口にしたか伝える際にも使われています。
日常的に使われている言葉でもあり、一般的に17時から20時頃に食べるご飯を指す言葉です。
元々は夕日が沈む頃に食べる食事を指し、日没になると各家庭から料理のいい匂いが漂ってきます。
「晩餐」とは?
たくさんの人を呼んで夕飯を食べることを「晩餐」【ばんさん】といいます。
客人をもてなすため高級な食材を使った料理を振る舞って食べてもらい、みなで楽しみます。
ある人は会話を楽しみ、他は優雅な楽器の演奏を聴きながら食事するのです。
料理は西洋料理が一般的ですが、日本ではときに和懐石を出して楽しむ場合もあります。
使い方としては、「晩餐会」といって、ご馳走を振る舞う食事を指すわけです。
「夕食」と「晩餐」の違い
ここでは「夕食」と「晩餐」の違いを、分かりやすく解説します。
夕日が沈んだとき食べるご飯を「夕食」といいます。
会社員であれば家に帰る18時から20時頃に食べる食事を指し、学生であれば17時頃から食べるご飯を指すわけです。
もう一方の「晩餐」はご馳走を並べて、みなで食べる行為を指します。
正式な「晩餐会」では格式高い服装で参加して、「記念日に開かれる晩餐会」といって特別な日を祝うために開く会を指す言葉です。
「夕食」の例文
・『牛肉を買い、夕食にすき焼きにして食べることにした』
・『夕食時、店の前を通ると焼き鳥のいいにおいが漂ってきた』
「晩餐」の例文
・『戦争が悪化して、家族揃っての晩餐はこれが最後になる』
・『新入社員のために、社長は盛大に晩餐会を催した』
まとめ
夜に食べる食事を指す言葉ですが、どういった料理を出すかに目を向けて、異なる点を比較してみるといいでしょう。