この記事では、「勇者」「と「猛者」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「勇者」とは?
勇ましく、誰よりも勇気がある者を「勇者」【ゆうしゃ】といいます。
「勇者は敵に怯まなかった」というように、恐ろしい見た目の者であっても勇敢に立ち向かうのです。
また、ほとんどの人が逃げ出すのに対して、「勇者は最後まで戦った」といかにおじけず、目的を最後まで成し遂げようとする気持ちが強い人を指します。
それほど困難と感じることであっても、やると決めれば最後まで戦い抜くのです。
「猛者」とは?
勇敢な行動ができる「猛者」【もさ】は、素晴らしいと感じるほどの技量を併せ持つ人を指す言葉です。
普通の人よりも、自らが進んで敵をやっつけるという強い意気込みを持ち、前に進んで行く気力に満ち溢れています。
このような人は体力に満ち溢れ、常人では考えられないほどの強さで何人もの敵をなぎ倒すだけの力があるのです。
使い方としては、「彼は有能な猛者だ」と褒め称えます。
「勇者」と「猛者」の違い
「勇者」と「猛者」の違いを、分かりやすく解説します。
怖いと思う状況でも怯まずに立ち向かい、戦う者を「勇者」といいます。
人々を救いたいと思う気持ちが強い人であり、困難に立ち向かっては状況を改善するために立ち上がるのです。
もう一方の「猛者」は腕が利き、怯まないほど勇猛な人を指す言葉です。
体力があり、技術もある人で荒々しい行動が周囲から尊敬されます。
ときに粗暴な態度を見せる場合もありますが、豪傑として人々の記憶に強く残るのです。
「勇者」の例文
・『勇者と呼ばれた彼は後に村長となり、人々から崇められた』
・『彼女は誰もやろうとしなかった問題に取り掛かる勇者だ』
「猛者」の例文
・『度胸ある猛者は、敵が待ち構える場所へ突っ込んでいった』
・『毎日練習して技を磨いた猛者は、何度も得点を入れた』
まとめ
「者」を使った言葉ではありますが、「勇」と「猛」の違いを分かりやすく説明していきます。
意味に違いがありますので、どのような人に対して使うか見比べてみましょう。
