「魔が差す」と「踏み外す」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「魔が差す」と「踏み外す」の違いとは?違い

この記事では、「魔が差す」「踏み外す」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「魔が差す」とは?

普段であればしっかり自分で判断すべきことに目を向けて行動ができても、「魔が差す」【まがさす】ときは油断して愚かな行為してしまうのです。

それはまるで悪魔が己の体をのっとり、判断を下すようであり、自分の意思とは違う考え方をしてしまう原因にもなってしまいます。

例えば、「魔が差す」ときは好みでもないのに男女の関係になってしまうという結果になってしまうのです。


「踏み外す」とは?

自分で考えていた道とはまるで違う方向に進んでしまい、悪い結果になってしまったとき使う言葉が「踏み外す」【ふみはずす】です。

「道を踏み外す」といえば、本来であれば正しく生きるべきところを、犯罪に手を出しては人生を間違ってしまいます。

「足を踏み外す」なら、うっかりしてまともな道からずれた行動しては人生を破滅させる行為を指すのです。


「魔が差す」と「踏み外す」の違い

「魔が差す」「踏み外す」の違いを、分かりやすく解説します。

いつもなら正しい判断ができるのに、「魔が差す」ときは周囲が驚くほどの考え方したり、行動するのです。

出来心で愚かな行為してしまった自分の愚かさを指す言葉にもなります。

もう一方の「踏み外す」はうっかりしていたばかりに判断をミスしては間違った道を歩いてしまい、自分に悪い結果が降りかかってしまうのです。

「魔が差す」の例文

・『魔が差す妹は敵対する相手に心を許してしまった』
・『魔が差した私は、倒れている人の鞄を持ち去ってしまった』

「踏み外す」の例文

・『足を踏み外した兄は、人の道からずれた行動して家族に迷惑かけた』
・『正しい道を踏み外した弟は、人生の大半を刑務所の中で過ごした』

まとめ

判断がうまくできなかった人は愚かな行動してしまうといった意味がある言葉です。

どういった場面で使うか学び、うまく今の状態を伝えてみるといいでしょう。

違い
違い比較辞典