この記事では、「一部分」と「一部」の違いを分かりやすく説明していきます。
「一部分」とは?
一部分は、いちぶぶんと読むのが正解な言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、全体の中に存在しているとあるぶぶんといった意味を持っている一部の漢字に、ある範囲の分量とかわけまえ等の意味を有している分の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ一部分は、全体の中のある部分や僅かな部分という意味を表すのです。
「一部」とは?
一部は、いちぶと読むべき言葉となっています。
漢字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、数字のいちとかひとつ等の意味の一の漢字に、幾つか区分けした内の一区分といった意味がある部の漢字を加える事で完成した言葉です。
以上の事から一部は、全体の中に存在しているとある部分を示します。
他にも書物や新聞のひとまとまりや、高校とか大学の昼間部といった意味の言葉として用いられているのです。
「一部分」と「一部」の違い
「一部分」と「一部」の違いを、分かりやすく解説します。
一部分と一部の漢字表記を並べた上で見比べを実行してみると、最後に分の漢字が付くか付かないかという違いがある事に気付けるものです。
逆に言えば一部の漢字は共通しており、見た目はかなり似ています。
しかもどちらも、全体の中にある僅かな部分という同じ意味を所有している点もややこしかったりするのです。
とはいえ表現する意味の幅には違いが存在しており、一部は他にも、新聞等のひとまとまりや大学等における昼間部という意味も表現出来ます。
まとめ
2つの言葉には共通する漢字があるだけでなく、共に全体のとある部分という、同じ意味合いを有しているのです。
ただし所有する意味の幅に相違点があるので、そこを把握すれば上手に使い分けが出来ます。
ちなみに一部は、新聞や雑誌のひとまとまりとか、高校や大学の夜間部に対する昼間部という意味の言葉として使用されているのです。