「一国一城の主」の英語とは?例文も含め、日本語と英語を分かりやすく解釈

「一国一城の主」の英語とは?日本語と英語

「一国一城の主」の言葉は、英語でどのように表現できるのでしょうか?日本語の「一国一城の主」の意味や英語の例文も合わせて紹介していきます。

「一国一城の主」の日本語での解釈

「一国一城の主(いっこくいちじょうのぬし・あるじ)」とは、「一定の集団(メンバー)や組織の範囲におけるリーダー」を意味している日本語です。

「一国一城の主」という日本語には、「自分よりも上位にいる上司がいないその集団のトップ」「一定の範囲の集団組織において独立的な強い地位・権限を持っているリーダー」といったニュアンスがあります。

また「自分に指示命令する人はいないが小規模な自営業者・自由業者」が、「一国一城の主」を自称することもあります。


「一国一城の主」の英語とは?

「一国一城の主」という日本語の言い回しを、英語を用いて表そうとするとどのような表現になるのでしょうか?

「一国一城の主」の英語を使用した表記を紹介していきます。


「feudal lord」

「feudal lord」とは、「封建時代の君主・封建的な領主などのある範囲におけるトップ」を意味しています。

「feudal lord」は歴史的には「大名・封建領主・藩主」などを直接的に意味しますが、「一国一城の主」という比喩的な意味でも使えます。

「head of a household・head of a castle」

「head of a household」とは、「家族世帯におけるトップ・リーダー」「世帯主・戸主(こしゅ)」を意味しています。

「head of a household」という英語のイディオムも、「一国一城の主」といった意味合いで使用することができます。

「head of a castle」はそのまま、「城主・その城を所有しているリーダー」を示しています。

「proudly independent person」

「proudly independent person」とは、「プライドを持って独立している人物・他の命令を受けない独立した人」を意味している英語のイディオムです。

「一国一城の主」を使った英語の例文(使用例)

・『Ever since I was young, I have longed for the feudal lord(load of one country and one castle). 』
(若い頃からずっと、一国一城の主に憧れていました。)

・『Self-employed, so it’s easy to feel like a castle owner(head of a household). 』
(自営業なので、一国一城の主のような気分になりやすいのです。)

・『If you become a proudly independent person, you don’t have to obey people’s orders. 』
(一国一城の主になれば、人の命令に従わなくても良いのです。)

まとめ

「一国一城の主」という言葉の意味と英語での表現・例文を紹介してきましたが、いかがでしたか?
「一国一城の主」は、「feudal lord」「proudly independent person」といった英語で示すことができます。

「一国一城の主」を英語を使ってどのように表現できるのかを調べたいときには、この記事の内容をチェックしてみてください。