「にぎやか」と「盛況」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「にぎやか」と「盛況」の違いとは?違い

この記事では、「にぎやか」「盛況」の違いを分かりやすく説明していきます。

「にぎやか」とは?

人や物音が多くて活気がある様子を表す形容動詞です。

例えば、「にぎやかな街」「にぎやかな会話」「にぎやかな笑い声」などのように使います。

この言葉は、人や音が多いだけでなく、楽しくて陽気な雰囲気も含んでいます。

類語としては、「活気がある」「賑わう」「繁盛する」などがあります。


「盛況」とは?

催し物や物事に人が多く集まって盛んである状態を表す名詞です。

例えば、「盛況のうちに終わる」「盛況を博す」「盛況のイベント」などのように使います。

この言葉は、人が多いだけでなく、成功裏に終わったことや人気が高いことも含んでいます。

類語としては、「繁栄する」「活況を呈する」「好況に沸く」などがあります。


「にぎやか」と「盛況」の違い

「にぎやか」「盛況」の違いを、分かりやすく解説します。

「にぎやか」「盛況」は似たような意味を持つ言葉ですが、使い方には違いがあります。

「にぎやか」「盛況」の違いは、「にぎやか」は、主に音や雰囲気に注目した言葉であり、「盛況」は、主に成果や評価に注目した言葉であると言えます。

また、「にぎやか」は、主観的な感想を表すことが多く、「盛況」、は客観的な事実を表すことが多いと言えます。

「にぎやか」の例文

・『彼女はいつもにぎやかに話しています』
・『子供たちがにぎやかに遊んでいます』

「盛況」の例文

・『今回のイベントは、ご盛況を極めました』
・『本展示会はおかげさまで盛況のうちに終了いたしました』

まとめ

「にぎやか」「盛況」は似ていますが、ニュアンスが異なります。

「にぎやか」は単に賑わっていることを表すのに対し、「盛況」は成功や好評を意味することが多いと考えられます。

また、「にぎやか」は形容動詞なので、名詞に「な」をつけて修飾できますが、「盛況」は名詞なので、動詞に「の」をつけて修飾します。

それぞれの言葉を正しく使い分けるように注意しましょう。

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