この記事では、「どしどし」と「じゃんじゃん」の違いを分かりやすく説明していきます。
「どしどし」とは?
力強く地をふみつけて歩く音や、遠慮なく物事を実施するさまを表します。
例えば、「どしどし歩く」「どしどし応募する」などのように使います。
「じゃんじゃん」とは?
鐘や銃などが鳴り響く音や、雨や雪が激しく降るさまを表します。
例えば、「じゃんじゃん鳴る」「じゃんじゃん降る」などのように使います。
また、「じゃんじゃん」は、「どんどん」と同じように、物事が次々と起こるさまや、勢いよく物事を実施するさまを表すこともあります。
例えば、「じゃんじゃん売れる」「じゃんじゃん飲む」などのように使います。
この場合は、「どしどし」とほぼ同じ意味になりますが、「じゃんじゃん」の方がややくだけた感じがあります。
「どしどし」と「じゃんじゃん」の違い
「どしどし」と「じゃんじゃん」の違いを、分かりやすく解説します。
「どしどし」と「じゃんじゃん」は、どちらも物事が引き続いて起こったり、行われたりするさまを表す副詞ですが、ニュアンスに違いがあります。
「どしどし」は、力強く地を踏みつける音や、遠慮なく物事を実施するさまを表します。
その一方で、「じゃんじゃん」は、鐘や電話の鳴る音や、雨や雪が激しく降るさまを表します。
このように、「どしどし」と「じゃんじゃん」は、どちらも物事が多く続くさまを表すときに使えますが、「どしどし」は積極的な様子を、「じゃんじゃん」は激しい様子を表すことが多いと考えられます。
「どしどし」の例文
・『遠慮する必要はありません。どしどしと質問してください』
・『彼は人の家を、土足でどしどしと歩く』
「じゃんじゃん」の例文
・『お金は使わないと意味がない。じゃんじゃん自分に投資していこう』
・『じゃんじゃんと雨が降る音が聞こえる』
まとめ
「どしどし」と「じゃんじゃん」はどちらも副詞で、物事が引き続いて起こったり、行われたりするさまを表します。
ただし、「どしどし」は遠慮なく行うさまや荒々しく足音を立てる音も表すことがあります。
それぞれの言葉を正しく使い分けるように注意しましょう。