この記事では、「とっておき」と「決め手」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「とっておき」とは?
いざという場面で登場すれば勝利するものを「とっておき」といいます。
対戦するとき、ここで逆転したいと思う際に取り出せば相手を負かせて勝てるといったカードを出すのです。
漢字で「取って置き」と書くように、大事な場面で出せるようにしまっておく強いキャラクターや、武器といった物を指します。
それだけ特別なものを使うべき日まで大切にしまっておき、いざとなれば使うのです。
「決め手」とは?
勝負するとき、勝つために行なう方法を「決め手」【きめて】といいます。
勝つか負ける決める勝負をするとき、絶対に勝ちたいと思うために使う手段を指すのです。
他には会議での「決め手」は聞く人を説得させる話し方を指したり、犯罪を減らすために警察の呼びかけが効率的と伝えて、何が1番効果的であるか伝えます。
このように、ここぞという決める場面で効果的な行為を指すわけです。
「とっておき」と「決め手」の違い
「とっておき」と「決め手」の違いを、分かりやすく解説します。
逆転したいときや、相手を驚かせたいと思う場面で使うものを「とっておき」といいます。
それほど力が強いものや迫力がある物を大切にしまい、最後に出すのです。
もう一方の「決め手」は1番いい結果をもたらす手段や方法であると伝える言葉です。
犯人であるか調べるにはDNA鑑定が「決め手」になったというように、解決するのに決定的な調査方法を取り揃えます。
「とっておき」の例文
・『とっておきの日本酒を客に出すと喜んでくれた』
・『最後にとっておきのカードを出すと敵が降参した』
「決め手」の例文
・『監視カメラが逃亡犯の潜伏地を捜す決め手となった』
・『渋谷から家出少女を減らした決め手は会話だった』
まとめ
最後に取り出すことで、問題が解決する効果があるといえる言葉をご紹介しました。
使う状況を考えて、どう使うか比較してから使うといいでしょう。
