「さらけ出す」と「明るみに出す」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「さらけ出す」と「明るみに出す」の違いとは?違い

この記事では、「さらけ出す」「明るみに出す」の違いを分かりやすく説明していきます。

「さらけ出す」とは?

「さらけ出す」は漢字で書くと「曝け出す」になります。

この「曝」には隠さないですっかり見せるといった意味があります。

つまり、「さらけ出す」とは、隠すことなくすべてを見せること、ありのままを見せることを意味します。

自分の本当の思いや考えなどを他人に隠すことなく伝えることが「さらけ出す」です。

他の言葉に言い替えると「むき出す」「カミングアウト」「打ち明ける」などになります。

また、対義語は秘密にして人に知られないようにする「包み隠す」です。


「明るみに出す」とは?

「明るみに出す」「明るみ」とは単に明るい場所を意味するだけでなく、表だったところ、公の場、世間、といった意味があります。

つまり、「明るみに出す」とは明るい場所に出すだけでなく、表だったところに出す、公の場に出す、世間に出す、といった意味になります。

秘密にしていなことが公の場に知れ渡ってしまうことが「明るみに出す」になります。


「さらけ出す」と「明るみに出す」の違い

「さらけ出す」「明るみに出す」の違いを、分かりやすく解説します。

「さらけ出す」「明るみに出す」共に秘密や心の内を知られることを意味しますが、それぞれが持つ意味には違いがあります。

「さらけ出す」は隠すことなくすべてを見せること、ありのままを見せること。

「明るみに出す」は表だったところに出す、公の場に出す、世間に出す、といった意味になります。

「さらけ出す」の場合は相手が一人の場合も複数人の場合もありますが、「明るみに出す」の場合は大勢の人に対し用いられる言葉になります。

「さらけ出す」の例文

・『思い切って自分の本性をさらけ出すことで、クラスメイトとより仲良くなることができた』
・『全部さらけ出すと気持ちがスッキリしました』

「明るみに出す」の例文

・『決して、家庭内の秘密を明るみに出すことは許さない』
・『社長はずっと、会社の秘密を明るみに出すと脅されていたようだ』

まとめ

以上のように、秘密や心の内を知られることを意味する言葉ですが、それらがどのように。

そして、誰に知られるのかといった違いがある言葉になります。

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