この記事では、「入れ違い」と「不一致」の違いを分かりやすく説明していきます。
「入れ違い」とは?
一方が出ると同時に他方が入ることを表す言葉です。
例えば、Aさんが部屋を出たときにBさんが部屋に入るという場合に、「入れ違いになった」と言います。
このとき、AさんとBさんは顔を合わせることなく出入りします。
また、「入れ違い」とは、順番や位置などを間違えて入れることを表す言葉でもあります。
「不一致」とは?
一致しないこと、ぴったりと合わないことを表す言葉です。
例えば、AさんとBさんの意見が違うという場合に、「意見が不一致だった」と言います。
このとき、AさんとBさんは同じ考え方を持っていません。
また、「不一致」とは、形や色などが合わないことを表す言葉でもあります。
「入れ違い」と「不一致」の違い
「入れ違い」と「不一致」の違いを、分かりやすく解説します。
「入れ違い」と「不一致」とは、似ているようで違う言葉です。
「入れ違い」とは、一方が出たすぐあとに、他方が入ることを言います。
たとえば、友人と待ち合わせをしていたが、タイミングが悪くすれ違ってしまった場合に、「入れ違いだった」と言えます。
また、間違って入れることも「入れ違い」と言います。
その一方で、「不一致」とは、ぴったりと合わないことを言います。
たとえば、性格や考え方が合わない場合に、「不一致だ」と言えます。
また、言うことと行うことが違う場合に、「不一致だ」と言えます。
「入れ違い」の例文
・『電話が入れ違いになってしまって、何度もかけ直しました』
・『あなたが帰ってくるときに、私はちょうど出かけるところでした。入れ違いですね』
「不一致」の例文
・『彼とは性格の不一致で別れました』
・『意見の不一致が原因で、プロジェクトが中止になりました』
まとめ
「入れ違い」とは、同じ場所に行ったり来たりする人たちが、タイミングが悪くて会えなかったことを言います。
その一方で、「不一致」とは、一致しないこと、合わないこと、そろわないことを言います。
ぜひ、それぞれの言葉を正しく使い分けましょう。