「まあまあ」と「ぼちぼち」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「まあまあ」と「ぼちぼち」の違いとは?違い

この記事では、「まあまあ」「ぼちぼち」の違いを分かりやすく説明していきます。

「まあまあ」とは?

「まあまあ」とは、「まあまあな出来栄え」のように、十分でないが一応満足していること。

「まあまあ、よくいらっしゃいました」のように「あらあら」「おやおや」といった驚きや意外な気持ちを表す語。

「まあまあ、そんなことは言わないで」のように相手を抑えなだめる時に用いる語。

加えて、「まず」「とにかく」といった意味でも用いることができる言葉です。


「ぼちぼち」とは?

「ぼちぼち」は、共通語として用いられる場合と関西弁として用いられる場合とでは意味が異なります。

まず、共通語として用いられる場合、「ぼちぼち準備を行おう」といったように、ゆっくりと物事に取り掛かるさま。

また、ある事態に近づくさまを意味します。

その他、水滴などが続けて落ちる音。

小さなものが散らばってあるさま。

小声で話すさま。

といった意味があります。

一方、関西弁として「ぼちぼち」を用いる場合は自分の調子についての表現に対し用いられることが多く、「調子はどうですか?」と聞かれた際に「まあまあ」「そこそこ」といった意味として「調子はぼちぼちです」と表現します。


「まあまあ」と「ぼちぼち」の違い

「まあまあ」「ぼちぼち」の違いを、分かりやすく解説します。

「まあまあ」「ぼちぼち」の意味は異なります。

「まあまあ」は言い換えると「まずまず」「そこそこ」「ある程度」「それなりに」などになります。

一方、「ぼちぼち」「徐々に」「ゆっくり」「追々」などになります。

類義語からもわかるように「まあまあ」「ぼちぼち」は異なった意味を持つ言葉になります。

「まあまあ」の例文

・『まあまあの客入りで、主催者としては安心しました』
・『まあまあ、そう言わずにと口喧嘩をしている友達の間に入ったおかげで散々な目に遭いました』

「ぼちぼち」の例文

・『ぼちぼち授業の準備を始めてください』
・『ぼちぼちお昼の時間です』

まとめ

以上の違いに注意し、「まあまあ」「ぼちぼち」を使い分ける必要があります。

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