「まぐれ当たり」の英語とは?例文も含め、日本語や英語を分かりやすく解釈

「まぐれ当たり」の英語とは?日本語と英語

テストや試合、大事なプレゼンなどの時には誰もが例え自分の準備不足でも実力が共わなくても成功を祈るものです。

これは日本だけでなく、他の国にもある人間的の根本的な感情で、当然それを表現する言葉もあります。

今回は英語で『まぐれ当たり』について見ていきましょう。

「まぐれ当たり」の日本語での解釈

これは偶然の幸運に恵まれて良い結果を表すことに使うのはご存知とは思います。

日本語らしい使い方としては他人が褒めてくれたことに対して謙遜して『まぐれ当たり』を使うこともあります。

例えば、サッカーなどでシュートを決めた後、褒めてくれたことに対して『まぐれ当たりだよ。君のパスがなければ決まらなかったよ。』の様な形です。


「まぐれ当たり」の英語とは

これは英語圏でも日常会話でよく使われており、是非覚えたい表現の一つです。

今回は大きく2つの使い方をご紹介します。


1『Lucky hit』や『Lucky shot』

カタカナとしても使われている『Lucky』(ラッキー)が付いた表現です。

『Hit』はまさに『当たり』であり、一番『まぐれ当たり』に近い英語表現ではないでしょうか。

また、英語独特の表現が『Shot』で『撃つ』という表現を使っているのは銃の文化があるからでしょうか。

2 『Pure Luck』や『Pure fluke』

今度は『Pure』を使った表現です。

『Luck』は名詞で『幸運』のことですが『Fluke』はあまり見かけない言葉ではないでしょうか。

『Fluke』は実はビリヤードで『球をたまたま当てる。』という事柄に使われており、それが転じて『まぐれ当たり』という表現として使われている面白い由来があります。

また、『Luck』と『Fluke』には微妙なニュアンスの違いがあることも覚えておきたいポイントです。

『Luck』は純然たる幸運のことを指し、『Fluke』は予期すらしていなかった偶然のことを指しています。

『まぐれ当たり』という言葉一つでも微妙な違いがあるのは日本語にはない部分ではないでしょうか。

「まぐれ当たり」を使った英語の例文(使用例)

・『Nancy’s good grade on math exam was a lucky hit. 』(ナンシーのよい数学テストの成績はまぐれ当たりだった。もちろん相手の成功を卑下する時などにも使えるのは日本語と同じです。)

・『Oh my gosh! You dated with Jessy? It must be a pure fluke. 』 (なんてこった!ジェシーとデートしたって?きっとまぐれ当たりだろ。『Must be』をつかって『きっと~である』という驚きの表現にすることができます。)

・『Don’t be jealous. Fluke or not, winning is winning. 』(嫉妬するなよ。まぐれ当たりだろうが、勝ちは勝ちだろ。驚くことに英語でも『勝ちは勝ち』を『Winning is winning』と表現します。)

まとめ

如何でしたでしょうか。

『Hit』や『Luck』、『Shot』はなんとなくイメージが付いたかもしれませんが、『Fluke』は日本語にない英語らしい表現だったと思います。

『Pure』の部分を『Just』や『Mere』などの別の単語を付けて『まぐれ当たり』の印象を変えることもできますので、是非組み合わせてみて下さい。