「マジギレ」は「本気でとても怒っている」状態を表す言葉で、主に若者をメインに普及しています。
英語にも似た意味で使用できる表現がありますので、この機会に学んでみましょう。
この記事では、「マジギレ」の日本語での解釈や英語での表現を解説していきます。
「マジギレ」の日本語での解釈
「マジギレ」は「本気」や「真面目」を示す「マジ」と、「激しく怒る」「激昂する」を示す「キレる」が組み合わさった言葉で、「本気で激しく怒る」場面で用いられます。
「マジでキレる」の略語でもあり、「~にマジギレした」「~にマジギレして怒鳴った」といった使い方をされています。
「マジギレ」の英語とは?
・“be hopping mad”
「マジギレ」と同じような意味で使用できる英語は“be hopping mad”です。
「飛び跳ねる」を意味する“hop”と、「気の狂った」や「怒り」を意味する“mad”からなる表現で、「飛び跳ねるほど激怒している」状態を表す際に使われています。
怒りを意味する英語としては“angry”が有名ですが、“mad”は「感情が抑えられないほど怒っている」という意味合いがあります。
・“furious”
“furious”も「マジギレ」と類似する意味を持った英語といえるでしょう。
「激昂した」「怒り狂った」を意味する形容詞で、相手に自分の怒りを十分に伝えたい場面で用いられます。
“be furious with ~”(~に激怒した)や“a furious ~”(憤慨した~)のような使い方をします。
「マジギレ」を使った英語の例文(使用例)
次に、「マジギレ」と同じような意味で使用できる“be hopping mad”と“furious”の例文を紹介します。
・“He was hopping mad because his wife threw his plastic models of train away.”
(「彼は奥さんが彼の鉄道模型を処分したのでマジギレした」という内容の例文です。“throw ~ away”で「~を捨てる」という表現になります。)
・“A middle-aged man is hopping mad at the convenience store clerk.”
(「中年男性がコンビニの店員にマジギレしている」を示す例文です。“be hopping mad at”で「~に激怒している」という意味になります。)
・“She was furious with her younger brother.”
(「彼女は弟にマジギレした」といった内容の例文です。“with”のほかに“at”を使うケースもあります。)
・“I will never forget about his furious look.”
(「私は彼のマジギレした表情を忘れることはないだろう」を表す例文です。“furious look”で「激怒した表情や顔つき」という意味になります。)
まとめ
「マジギレ」自体は独特な言葉ですが、「本気で怒っている」という意味に着目すると“be hopping mad”や“furious”といった英語で言い換えることが可能です。
怒りを露わにする場面にはあまり遭遇したくありませんが、英語表現のひとつとして参考にしてください。