この記事では、「物差し」と「丈尺」の違いを分かりやすく説明していきます。
「物差し」とは?
物の長さを測るための道具です。
物差しには、直尺、折尺、巻尺などの種類があります。
直尺は、30cm〜1mの長さが主流で、直線の形をしています。
折尺は、折りたたむことが可能な直尺で、1m〜2mの長さが一般的です。
巻尺は、巻き取ることが可能なテープ状の物差しで、30m以上の長さのものも存在しています。
物差しは、測定する物に合わせて使い分けることが可能です。
物差しは、竹やステンレスなどの頑丈な素材で作られていることが多く、形状が変化しないようになっています。
物差しは、測定器具であるため、線引きには使用しません。
「丈尺」とは?
布地や衣服の長さを測るための道具です。
丈尺は、テープメジャーとも呼ばれ、柔らかい素材で作られています。
丈尺は、曲線や曲面に沿って測ることが可能です。
丈尺は、1m〜2mの長さが一般的で、両端に金属製のカプセルが付いています。
丈尺は、服飾や洋裁などの分野でよく使われます。
丈尺は、測定器具であるため、線引きには使用しません。
「物差し」と「丈尺」の違い
「物差し」と「丈尺」の違いを、分かりやすく解説します。
「物差し」と「丈尺」は、どちらも長さを測るための道具ですが、違いがあります。
物差しは、竹やステンレスなどの素材で作られた直線のもので、30cm〜1mの長さが一般的です。
その一方で、丈尺は、布や紙などの柔らかいものの長さを測るときに使われる、巻き取り式のもので、30m以上の長さのものもあります。
「物差し」の例文
・『この机の幅が気になるので、物差しで測ってみよう』
・『技術の授業で、物差しやカッターを使用して板を切りました』
「丈尺」の例文
・『このカーテンの長さが気になるので、丈尺で測ることにした』
・『丈尺を使って、敷地の面積を計算しました』
まとめ
物差しは、物の長さを測るための直線や曲線の形をした道具で、直尺や折尺、巻尺などの種類があります。
丈尺は、布地や衣服の長さを測るための柔らかい素材の道具で、テープメジャーとも呼ばれます。
それぞれ使い分けてご利用しましょう。
