「無駄」と「無意味」の違いとは?分かりやすく解釈

「無駄」と「無意味」の違いとは?違い

この記事では、「無駄」【むだ】と「無意味」【むいみ】の意味や使い方を分かりやすく説明していきます。

「無駄」とは?意味

やってもまったく効果がない結果になることを「無駄」【むだ】といい、やったとしても自分にとって得にならないので、やらない方がいいと相手に気づかせます。

意味がないことに手を出しても時間の無駄ですし、疲れるだけと伝えて行動するのをやめさせるわけです。

これを読んでも情報は得られないだろうと思ったときは手を出さない、頭を切り替えて他に目を向けた方がいいと思うときは時間を無駄にしない工夫します。


「無意味」とは?意味

自分にとって、まったく価値がないと思うことを「無意味」【むいみ】といいます。

やればそれなりに情報を得たり、価値があると思うならやってみてもいいと感じますが、とくに何も得られないと思うのであれば、やらない方がいいと思うわけです。

得と思えるような利益も生み出せないまま、ただ苦労するだけと思うときは、いさぎよくあきらめることが賢い選択だと自分を納得させます。


「無駄」と「無意味」の違い

役に立たないことであれば、手を出さない方が身のためと感じるとき「無駄」と思う気持ちを伝えます。

少しでも効果があれば、それは「無駄」ではありませんが、人から見ても無駄骨と思うことに手を出そうとしている人に対して「やらない方が身のため」と気づかせるために使う言葉です。

もう一方の「無意味」は、面白みもなく、その人にとってまったく価値らしいものがないといったことを指す言葉です。

時間やお金をかけて行ったとしても、たいしてつまらないとか、情報が得られないので読んでも意味がないと思うときに使います。

「無駄」の例文

・『今から行っても時間の無駄になると思い、次の日に行くことにした』
・『才能がないのでピアノを習うのは無駄と感じてやめてしまった』

「無意味」の例文

・『弟には価値があるが、私にはただのゴミにしか見えず、無意味と感じた』
・『無意味な呼びかけに反応しないことが、トラブルを回避できる方法だ』

まとめ

やったとしても、自分にとっていいことがないだろうと思うときは手を出さない方がいいと気づいたときや、相手を思って忠告するときにどちらか選択して使ってみるといいでしょう。

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