この記事では、「到着」と「来着」の違いを分かりやすく説明していきます。
「到着」とは?
特定の場所や目的地に着くことを表す言葉です。
例えば、電車や飛行機などの交通機関が目的地に着くときに「到着しました」とアナウンスされます。
また、荷物や手紙などが送り先に届くときにも「到着しました」という表現が使われます。
さらに、人が目的地にたどり着くときにも「到着しました」と言います。
このように、「到着」は、モノや人が目的地に着くという状態を表す言葉です。
「来着」とは?
よそから来てその地に着くことを表す言葉です。
例えば、遠方から来る人がその地に着くときに「来着しました」と言います。
また、遠方から送られてくる荷物や手紙などがその地に着くときにも「来着しました」という表現が使われます。
このように、「来着」は、モノや人がよそからその地に着くという動作を表す言葉です。
「到着」と「来着」の違い
「到着」と「来着」の違いを、分かりやすく解説します。
「到着」と「来着」の違いは、着く場所の視点が異なることです。
「到着」は、着く場所が目的地であることを前提としています。
つまり、着く場所が自分や相手の立場から見て重要であることを意味しています。
「来着」は、着く場所がよそであることを前提としています。
つまり、着く場所が自分や相手の立場から見て遠く離れていることを意味しています。
「到着」の例文
・『到着は13時の予定だったが、電車の遅延によって、14時到着になってしまった』
・『今日の午前中には、注文した本が到着するはずだ』
「来着」の例文
・『来着したばかりの新入社員に、会社の概要を説明した』
・『今日の午後、東京から来着した荷物を開けてみたら、お土産がたくさん入っていた』
まとめ
「到着」とは、目的地や目標地点に行き着くことやその状態を表す言葉です。
その一方で、「来着」とは、よそから来てその地に到着することを表す言葉です。
ぜひ、それぞれの言葉を正しく使い分けしましょう。