この記事では、「仲間外れ」と「爪はじき」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「仲間外れ」とは?
 それまでは仲良く会話したり、行動を共にしていたのに外すことを「仲間外れ」【なかまはずれ】といいます。
 仲間から外す理由には要領が悪かったり、勝手な行動ばかりするからです。
 一緒に行動しようとはせず、自己中心的な物の考え方をする、人の物を盗むなどすれば信用を失い、共に仕事ができないと外されます。
 それほど仲間を裏切る行為はいみ嫌われ、除外されるのです。
「爪はじき」とは?
 周囲の足を引っ張る者を嫌って省く行為を「爪はじき」【つまはじき】といいます。
 話を合わせようとしないは、人を見下すような者と一緒に行動すると気分が悪いので、非難する意味でも省くのです。
 元々は親指の腹に人さし指を強く当てて勢いよく弾く行為からきた言葉であり、このようなところから相手を非難したり、心から嫌悪感を示す気持ちを如実にぶつけます。
「仲間外れ」と「爪はじき」の違い
 ここでは「仲間外れ」と「爪はじき」の違いを、分かりやすく解説します。
 仲良くしていたグループから理由があって省かれることを「仲間外れ」といいます。
 迷惑をかけたり、裏で悪口を言うなど仲間を裏切るような行動をした者は一緒に行動できないと省かれるのです。
 もう一方の「爪はじき」は職場で働く者や部活する部員といった友人ではない人も対象に、軽蔑する気持ちを持って省く行為を指します。
 かなり嫌う気持ちで仲間にしたくないと不満をぶつける行動を示すのです。
「仲間外れ」の例文
 ・『大学で仲間外れにされた彼女が泣いて電話してきた』
 ・『仲間外れにした友人と街で会い、気まずい雰囲気が流れた』
「爪はじき」の例文
 ・『性格の悪い上司は部下から爪はじきにされて落ち込む』
 ・『国民を蔑む政治家は世間から爪はじきにされた』
まとめ
 一緒に行動していた者と行動しないという意味がある言葉ですが、元々仲良くしていた人を外すか、それほど付き合いが深くないが外すかで使い分けてみましょう。



