回数の多さや繰り返すことを表す言葉には「何度も」や「幾度も」があります。
この記事では、「何度も」と「幾度も」の違いを分かりやすく説明していきます。
「何度も」とは?
「何度も」とは複数回にわたって行動や行為を繰り返すことを表す言葉です。
「何度も」の類義語には「何回も」があり、どちらも同じことを繰り返す様を表す時に使います。
「何度も」に使われている「何」はどれやどの、いずれ、どこに、どれほどなどの意味を表す意味があり色々な言葉に使われています。
「何度」は多くの回数以外にも、はっきりとしない角度や温度を表す時にも使うことが可能です。
「幾度も」とは?
「幾度も」とは複数回にわたって行動や行為を繰り返す言葉であり、「何度も」と同じように使うことが可能です。
「幾度も」の類義語には「幾度となく」があり、こちらも行動や行為を複数回繰り返すことを表します。
「幾度も」に使われている「幾」は音読みで「き」、訓読みは「いく」や「幾ど」で「ほとんど」と読みます。
「幾」を使った言葉には「幾重(いくえ)」や「幾年(いくとせ)」、「幾星霜(いくせいそう)」などが有名です。
「何度も」と「幾度も」の違い
この2つはどちらも同じ行為や行動を繰り返すことを表す言葉です。
どちらも同じように使うことが可能ですが、「何度」は不明な角度や温度を表す時にも使います。
「何度も」の例文
・『何度も練習しているのだが、いまだに二重跳びが成功しません』
・『何度も繰り返し連絡しているが、彼に確認が取れません』
「幾度も」の例文
・『幾度も挑戦してきた努力が実り、彼はチャンピオンに輝いた』
・『宇宙や幾度もビッグバンを繰り返しており、その歴史を研究しています』
まとめ
「何度も」や「幾度も」は同じ行為や行動を繰り返すことを表す言葉であり、どちらも様々な場面で使うことが可能です。
「何度も」に使われている「度」は角度や温度などを示す意味もあります。
