この記事では、「白熱灯」と「蛍光灯」の違いを分かりやすく説明していきます。
「白熱灯」とは?
「白熱灯」は電気を使った照明器具になります。
明るく光る「白熱灯」の明かりは、電気を基にした発熱によるものです。
電気をフィラメント部分に流し、それが熱を持ち発効する仕組みになります。
このような仕組みから、「白熱灯」の場合、どうしても、大量の熱を発生してしまいます。
効率が悪いとも言え、「白熱灯」の場合、100の電気を流しても90は熱により失われてしまいます。
また、寿命も平均1000時間となり短い傾向にあります。
これだけ聞くと、あまり良い点がないように思える「白熱灯」ですが、ものを鮮やかに見せる、そのままの自然な色に見せる、といった見え方に特化しています。
「蛍光灯」とは?
「蛍光灯」は電気を使った照明器具になります。
明るく光る「蛍光灯」の明かりは、アルゴンガスと極少量の水銀が閉じ込められたガラス管の中に電気を流し作られます。
ここに電気を流すことで、電子と原子が衝突。
その結果、放電が行われ、それを基に「蛍光灯」は光ります。
そのため、明かりのもとは放電によるものとなります。
このような仕組みから、寿命は平均10000時間までとなります。
「白熱灯」と「蛍光灯」の違い
同じ明かりを灯すものでも、その構造に大きな違いのある「白熱灯」と「蛍光灯」。
「白熱灯」は電気を基にした発熱によるもの。
「蛍光灯」は電子と原子が衝突し放電したもの。
となります。
その仕組みから、互いの寿命にも大きな違いがあり、「白熱灯」は平均1000時間に対し、「蛍光灯」は、その10倍にもなる平均10000時間までと非常に長くなります。
そのため、「白熱灯」に比べ交換の手間を省き使用することが可能です。
また、この寿命に比例し、「白熱灯」に比べ「蛍光灯」の方が高価になります。
まとめ
以上のように、全く異なったものと言える「白熱灯」と「蛍光灯。
これらに変わり、最近ではLEDが主流になっています。