「真反対」と「正反対」の違いとは?分かりやすく解釈

「真反対」と「正反対」の違いとは?違い

この記事では、「真反対」は【まはんたい】と「正反対」【せいはんたい】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「真反対」とは?意味

まったく逆という意味で使われているのが「真反対」【まはんたい】です。

「性格が真反対の兄弟」といった使い方するときは家族であってもまったく異なった人格であると伝えられます。

また、「真反対のことを言う」といった使い方をするときは、まったく違う意見で賛同しようとしない人を指すわけです。

このように、人の性格や意見、行動がまったく違うといった状況を表します。


「正反対」とは?意味

相手とはまるで逆の動きや考え方することを「正反対」【せいはんたい】といいます。

まったく「正反対な考え方」といえば、2人の提案は絶対に噛み合わないほど反対であると分かるわけです。

「まるで正反対」というときは正しい解答とは違い、あべこべで何を言おうとしているか伝わらないといった答えを意味します。

このように、人の意見や考えを示すとき使われています。


「真反対」と「正反対」の違い

「真反対」「正反対」の違いを、分かりやすく解説します。

相手の性格や行動がまったく逆で合わないという意味がある「真反対」は、人と逆さの意見であるため、まったく合わないと思うとき使う言葉です。

もう一方の「正反対」は人の意見や考え方がまるで逆という意味で使われていて、自分と相手とはどう頑張っても合わせられない人間であると伝える際に使うといった違いがあります。

「真反対」の例文

・『彼氏とは真反対の性格であるので結婚は考えられない』
・『真反対の行動を見せる上司に社員は逆らい、職場を放棄した』

「正反対」の例文

・『弟と見た目はそっくりの兄だが、考え方はまるで正反対だ』
・『正反対の意見で対立する社員は、目を合わせようともしない』

まとめ

どちらも似ている言葉ですが、意味や使い方に違いがありますので、自分なりに異なる点を見比べてみるといいでしょう。

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