この記事では、「真意」と「心意」の違いを分かりやすく説明していきます。
「真意」とは?
「真意」は「しんい」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「どう思うか、どうしたいかなど、言葉に出していない本当の気持ち」という意味です。
2つ目は「言葉や言動などの裏に隠されている本当の意味」です。
「真意」の言葉の使い方
「真意」は名詞として「真意を知る」「真意を探る」「真意を理解する」などと使われます。
「真」は「うそのないこと」「本当のこと」「自然のまま」という意味、「意」は「心の中の気持ちや考え」「言葉やものごとに含まれる内容」という意味、「真意」で「心の中にあるうそのない気持や考え」「言葉やものごとに含まれる本当の内容」になります。
「心意」とは?
「心意」は「しんい」と読みます。
意味は「その人の精神が示すところ」です。
その人が存在しているがゆえに持つ、心の中や気の持ち方そのものを表す言葉です。
「心意」の言葉の使い方
「心意」は名詞として「心意を述べる」「心意を語る」などと使われます。
「心」は「心臓」から転じて「こころの持ちよう」「精神」「ものごとのかなめ」という意味、「意」は「心の中の気持ちや考え」「言葉やものごとに含まれる内容」という意味、「心意」で「心の中に生じる気持ちや考え」になります。
「真意」と「心意」の違い
「真意」は「心の中にあるうそのない気持や考え」「言葉やものごとに含まれる本当の内容」です。
「心意」は「心の中に生じる気持ちや考え」です。
「真意」の例文
「真意」の例文は以下の通りです。
・『師匠の言葉の真意を理解する』
・『子供とじっくり話して始めて真意が分かる』
・『彼が手紙を送って来た真意を探る』
「心意」の例文
「心意」の例文は以下の通りです。
・『亡き恩師の心意を引き継ぐ』
・『皆の心意を一つにすれば必ず成功する』
・『神のお告げの心意を述べる』
まとめ
今回は「真意」と「心意」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。