「鼻水」や「痰」は風邪や体調が悪くなると出る症状として有名です。
この記事では、「鼻水」と「痰」の違いを分かりやすく説明していきます。
「鼻水」とは?
「鼻水」とは鼻から出る液体を表す言葉であり、サラサラとした流動性のものからねばついている半流動性のものが存在します。
「鼻水」は気温の変化や体調の変化、刺激などで発生したり、鼻や喉に付いたウィルスや病原菌を出すために流れるものも存在します。
「鼻水」は大量に出るとティッシュを使って綺麗にすることが可能です。
「鼻水」は体調不良の時にも出る症状であり、この場合は粘液が黄色くなるものも存在します。
「痰」とは?
「痰」は「たん」と読む言葉であり、喉や器官から出る分泌物を表します。
この「痰」は粘液性となっており、これが溜まると喉がイガイガしたり発音しにくくなるので対外へ放出することで快適にすることが可能です。
「痰」の発生原因には様々なものがあり、風邪やハウスダスト、タバコの吸い過ぎ、気管支炎、肺癌などが有名です。
「痰」に血が混ざったものは「血痰(けったん)」と呼ばれており、これが出た場合には医師の診察を受ける必要があります。
「鼻水」と「痰」の違い
この2つはどちらも粘液性の分泌物を表す言葉です。
「鼻水」は鼻から出るものであり、「痰」は喉から出るのが特徴です。
この2つはどちらも体調不良によって量が多くなる傾向があります。
「鼻水」の例文
・『花粉症の季節になってきたので、毎日鼻水が出て大変です』
・『鼻水をかんでいると鼻の周辺がカサカサするので、保湿ケアしています』
「痰」の例文
・『お爺さんは痰がよく絡むので、耳鼻咽喉科に行ってきました』
・『タバコを止めてみたら痰が驚くほど少なくなりました』
まとめ
「鼻水」や「痰」は体調不良や色々な原因で発生する分泌物を表す言葉です。
どちらも体調が悪いと粘液が黄色くなることから、身体の不調を知るきっかけになります。