「勇往邁進」と「直往邁進」の違いとは?分かりやすく解釈

「勇往邁進」と「直往邁進」の違いとは?違い

この記事では、「勇往邁進」【ゆうおうまいしん】と「直往邁進」【ちょくおうまいしん】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「勇往邁進」とは?

勇気を持って前に突き進むという意味がある言葉を「勇往邁進」【ゆうおうまいしん】といいます。

何があろうとも勇敢に前を進み続け、後悔しないよう進んでいくといった人のさまを表す言葉です。

周囲に刺激されては左右されず、脇目も振らずに人生を歩いていくところに焦点を当てています。

このような「勇往邁進」で生きられる人は一人でも恐れず前を向いて突き進む力強さがあります。


「直往邁進」とは?

周囲を気にせず、前向きに真っ直ぐ人生を歩くという意味がある言葉が「直往邁進」【ちょくおうまいしん】といいます。

躊躇せず、自分がこの道を進むと決めればとことん余所見しないで突き進むという意味がある言葉です。

寄り道もしないで真っ直ぐ決めた課題に取り組んだり、掲げた夢をかなえるなど人生をまっとうするといった場面で使われています。


「勇往邁進」と「直往邁進」の違い

「勇往邁進」「直往邁進」の違いを、分かりやすく解説します。

何があろうとも勇敢に突き進み、結果を出すために人生を歩く人を「勇往邁進」といいます。

挑戦する前からためらわず、やるといったら勇気を持って取り掛かるといったところに焦点を当てている言葉です。

もう一方の「直往邁進」は余所見をせず前だけを向き、心に決めた目標に向かって真っ直ぐに突き進むという意味があるところが違います。

「勇往邁進」の例文

・『恐ろしい事故に遭遇したが、私は勇往邁進する』
・『掲げた目標を成功させるには、勇往邁進で頑張ることだ』

「直往邁進」の例文

・『優勝だけを考えて、日本の選手たちは直往邁進してきた』
・『人になんと言われようと、直往邁進で己の道を切り開く』

まとめ

どちらも人生を邁進させるために使われている言葉ですが、使い方に違いがありますので、どう使うか状況に応じた使い方をしてみるといいでしょう。

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