この記事では、「勇猛果敢」と「支離滅裂」の違いを分かりやすく説明していきます。
「勇猛果敢(ゆうもうかかん)」とは?
「勇猛果敢」とは、「勇ましく、恐れ知らずで思い切りがいいこと」を意味する言葉です。
「勇猛」は「恐れを知らず、勇ましいことやその様」という意味を表し、「果敢」は「決断力に富んでいる様」や「思い切って物事を実行する様」という意味を表します。
「勇猛果敢」の使い方
「勇猛果敢」は名詞としてや、形容動詞として「勇猛果敢だ」などのように使われています。
「支離滅裂(しりめつれつ)」とは?
「支離滅裂」とは、「一貫性がなく、バラバラでまとまりがないことやその様」を意味する言葉です。
「支離滅裂」の類義語には「乱雑(らんざつ)」や「雑然(ざつぜん)」、「めちゃくちゃ」や「ごちゃごちゃ」などがあります。
「支離滅裂」の使い方
「支離滅裂」は名詞としてや、形容動詞として「支離滅裂だ」などのように使われています。
「勇猛果敢」と「支離滅裂」の違い
「勇猛果敢」は主に「勇ましく、思い切りがいいこと」を意味する四字熟語であり、「支離滅裂」は主に「一貫性がないこと」や「まとまりがないこと」などを意味する四字熟語です。
「勇猛果敢」の例文
・『この戦国武将は勇猛果敢に戦場で戦った逸話がいくつも伝えられている』
・『彼はその分野において、何のノウハウも持っていなかったが、勇猛果敢に挑戦した』
・『勇猛果敢な彼女のプレイに観客たちは喝采を送った』
「支離滅裂」の例文
・『彼の支離滅裂な話に周りは唖然としていた』
・『公演する内容が支離滅裂とならないように、リハーサルをしておく』
・『支離滅裂な説明に対し、聴衆からは不満の声が上がった』
まとめ
「勇猛果敢」は「勇ましく、恐れ知らずで思い切りがいいこと」を意味する四字熟語であり、「支離滅裂」は「一貫性がなく、バラバラでまとまりがないことやその様」を意味する四字熟語でした。